「阿弥陀如来」は四十八願をかけて厳しい修行をされた末、悟りを開いて如来になられた仏さんで我が国では一番多く礼拝されております。「極楽」と言えば阿弥陀如来が居られる浄土のことですがキリスト教の「天国」に対して我が国では極楽と言われるくらいポピュラーな言葉となっております。
阿弥陀如来を本尊とする浄土系の宗派が、在家の信者にただ念仏を唱えるだけで難しい修行をしなくても極楽往生出来ると説いたのに併せて八大地獄の有様などの話を吹き込んだため、一般大衆は地獄に堕ちることなく浄土に行けることを願い、阿弥陀如来が圧倒的に支持されたのは自然の成り行きでした。これこそ在家仏教そのものと言えましょう。ただ、宗派によって念仏を唱える意味の解釈に違いがあります。
それと、時代は薬師如来より阿弥陀如来の信仰に移ってまいりましたのは当時は飢饉や衛生状態が劣悪の状態のなか伝染病のような疫病の流行などで多くの死者が出たことでしょう。それらの対策が満足でない現世では救われる期待もむなしくそうなれば阿弥陀如来を信仰して現世を諦め来世の幸せを祈願するようになったのではないでしょうか。
浄土系の宗派は阿弥陀如来一尊ですがしかし、逆に阿弥陀如来といえば浄土系だけではなく色んな宗派でも尊崇されております。
高さ22cm 幅17cm 重さ1230g
赤銅製という記録がありますが確認しておりません。
銅器の仏像です。写真の通り細かいところまで精巧に出来ています。金属製のため割れ等の大きな欠損はありませんが、細かな傷や錆び等の傷みがあります。
お好きな方宜しくお願いします。
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