「尊皇攘夷、公武合体、権謀術数渦巻く激動の幕末文久2年、土佐の山奥の若き庄屋吉村虎太郎は脱藩を敢行。翌年8月、「天誅組」を組織、挙兵。その秋、激烈なる死を遂げた。草莽の志士達への著者の深い共感が、歴史に埋もれた“もう1つの転換期のエネルギー”を鮮やかに捉える。史料の博渉、明晰なる解読で維新の先駆者の真実を追跡。“物語体”も1部駆使した創見溢れる“史伝体歴史小説”。」(紀伊国屋書店)
講談社・昭和49年5月初版発行の大岡昇平「天誅組」帯付きです。装幀はグラフィックデザイナーの粟津潔です。経年のヤケがございますが、シミや書き込み、蔵書印などはありません。
50年前の古書であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。