「歴史が後ずさりするとき 熱い戦争とメディア」
ウンベルト・エーコ 著
リッカルド・アマデイ 訳
岩波書店 2013 初版
政治とメディアの現実を鋭く批判するエーコの評論集。グローバル化の中の軍事衝突、原理主義の台頭、とめどなく娯楽化していくメディア――。社会が狂信と軽信にますますおおわれ、歴史があたかも進歩をやめて後ずさりし始めたかに見える21世紀の行方に、エーコは知識人の使命を問い直しながら激しく警鐘を鳴らす。(版元紹介)
華麗なる知の饗宴
久しぶりに見るウンベルト・エーコの名前とタイトルの面白さに惹かれて読んだ。原題は「エビの歩き方」。メディアが先導する大衆の白痴化と同調して、私たちの社会が徐々に後退していることが、説得力のある語り口で明らかになる。380ページもの本だが、短いエッセイなのでどこからでも読めて、翻訳書なのに読みやすい。知の巨匠エーコの学際的な知識の深さ、さまざまな問題に縦横無尽に切り込み、鋭いアイロニーで論理的に分析してくれる力にあらためて感動した。本書は、まぎれもなく著者、翻訳者、編集者の知の饗宴だ。読み応えがある良書に感謝。普通は読み飛ばす註記にも一読の価値がある。(レビューより)
カバーに小さなスレ、帯が少し切れていますが中はとてもきれいです。
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