手磨き品　カスタムマジョレットミニカー　シトロエンXM

1998年頃に販売されていたマジョレット・ミニカー「No．254　シトロエンXM」を分解・塗装剥離・ネジ加工・表面研磨・コーティング・再組立てしたものです。こちらのミニカーはスタイル的には少々腰高感があり、実車の「平ぺったくて、幅広」なイメージをスポイルしてしまっている感がありますが、実車同様に独特な構造をしており、このサイズのミニカーにしてはストロークの大きいサスペンションと内装と一体成型のバンパーモールなど分解してみて驚かされました。エンジンルーム内のパーツはプラスチック製の一体成型ですがシャーシーも金属製でほど良い重量感があります。 実車が現行車として販売されていた（「西武自動車」とマツダの「ユーノス販売店」で取り扱っていました）当時はあまりにも日本車とかけ離れた構造をしていたため、私はこのクルマに対して「故障多く、また治らず」のイメージで見掛け倒しかと決めつけていましたが、今振り返ると20年以上未来の技術を実現していた（耐久性は度外視だったのでしょう）すごいクルマだったのでしょうね。当時からアヴァンギャルドと評されていたスタイリングは何というか、シルバーのボディーカラーの個体を見ると「まるで戦艦のようだ！」と私は思っていました。 今でも現役で走っている車両を見かけると「あの当時に根気よく直しさえすれば、現代の車たちにも負けない名車だったのかも！」と思ったりします。 モダン系シトロエンファンの方、また現在人気上昇中のマジョレット・ミニカーファンの方にもぜひ、手に取って楽しんでいただきたい1台です。 ※販売されていた当時のパッケージは付属いたしませんが、収納用のケースをお付けします。製作途中の写真は参考品です。実際の商品は完成品の1台のみとなりますのでご了承ください。