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サザンオールスターズ/Southern All Stars

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Clyssaのレコード&CD屋さん。
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1990年の作品。 前作『KAMAKURA』(1985年)から、途中でシングル曲の発表や、桑田佳祐のソロ活動などはあったものの、約5年のインターバルを経て発表された本作は、発売当時には東京・大阪の鉄道5路線に吊り広告を、西武鉄道の全駅に1か月間ポスターを掲示するプロモーションを、さらに各種CMとのタイアップも多かったため、かなりの注目を浴びていました。 まず目を引くのは、ジャケット写真に採用された、オスとメスのカブトムシの"体位"。 今でこそ音楽界の重鎮的存在になりましたが、当時は『勝手にシンドバッド』でデビューした破天荒さ、『女呼んでブギ』などモロに卑猥な曲を連発したヤンチャさが残っていたのを思い出させます。 『フリフリ'65』は、当時の人気テレビ番組だった『夢で会えたら』のテーマ・ソング。1960年代を思わせるタイトなグループ・サウンズ風でスタート。 『愛は花のように (Ol!)』『YOU』は、日本生命のCMソング。 要注目は当時新進気鋭のサウンド・クリエイターだった、小林武史が初参加していること。 以前から桑田佳祐のソロ・アルバムには参加済みでしたが、今回の参加でその評価を確固たるものにします。 『忘れられた Big Wave』は、桑田佳祐の1人多重録音によるアカペラ曲。よく同じ試みを行う山下達郎へのオマージュと言われています。 『ナチカサヌ恋歌』は、毎回彼らのアルバムでのお楽しみ、原由子のボーカル担当曲。 『さよならベイビー』は、意外なことに彼らにとって初のオリコン・シングル・チャート1位を獲得した曲。 『GORILLA』は、何と"作詞:LINDA OMORI(作曲者の配偶者)/作曲:大森隆志"とクレジットしてある、今作唯一の桑田佳祐が作詞作曲に関わっていない、ジャングル・リズムとコーラス、そして大森隆志のギター・プレイが印象的な作品。 元々彼は、バンド結成時からのメンバーでありながら、ソロ志向も強く、サザン以外にも様々なプロジェクトに参加しており、最終的に2001年にバンドを脱退しています。 歌詞が記載されたリーフレットと帯は、きちんと揃っています。 経年により、白い紙の部分に黄ばみがありますが、それ以外は美品です。
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