「オックスフォードからの警鐘 グローバル化時代の大学論」
苅谷剛彦
説明
内容紹介
世界最高峰
英国の伝統大学の教授(元東大教授)が緊急提言
・「ニッポンの大学の常識」は、世界の非常識
・大学ランキング「罠」に日本はまんまとはまった
ワールドクラスの大学は「ヒト・モノ・カネ」をグローバルに調達する競争と評価を繰り広げている。
水をあけられた日本は、国をあげて世界大学ランキングの上位をめざし始めた。
だが、イギリスの内部事情を知る著者によれば、ランキングの目的は英米が外貨を獲得するためであり、日本はまんまとその「罠」にはまっているのだという――
日本の大学改革は正しいのか?
真にめざすべき道は何か?
彼我の違いを探り、我らの強みを分析する。
◎目次
序章 日本の大学が世界の「落ちこぼれ」になる
第一部 「スーパーグローバル大学」の正体
1 「国際競争力」という幻想
2 オックスフォードから見た日本
3 スーパーグローバル大学のゆくえ――外国人教員「等」の功罪
第二部 文系学部廃止論争を超えて
4 国立大学の憂鬱――批判のレトリックをめぐる攻防
5 文系学問の国際貢献と大学ランキング
第三部 海外大学・最新レポート
6 EU離脱と高度化人材
7 グラマースクール復活から見るイギリスの政策論議
8 どこでも行ける者と留まる者
9 教育の不平等をめぐる国際会議
第四部 ガラパゴスからの脱出
10 大学院競争に乗り遅れる日本
11 成人力がトップなのに生産性が低い理由
終章 「グローバル大学」への警鐘――日本の大学は何をめざすべきなのか?
内容(「BOOK」データベースより)
ワールドクラスの大学は「ヒト・モノ・カネ」をグローバルに調達する競争と評価を繰り広げている。水をあけられた日本は、国をあげて世界大学ランキングの上位をめざし始めた。だが、イギリスの内部事情を知る著者によれば、ランキングの目的は英米が外貨を獲得するためであり、日本はまんまとその「罠」にはまっているのだという―日本の大学改革は正しいのか?真にめざすべき道は何か?彼我の違いを探り、我らの強みを分析する。
著者について
オックスフォード大学教授。1955年(昭和30年)、東京に生まれる。東京大学大学院教育学研究
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