築160年の古民家から出てきた雛人形です。
持ち主の年齢からして、
おそらく大正~昭和初期辺りの物だと思います。
この地方の民芸品である稲畑人形のようです。
稲畑人形は、丹波市氷上町稲畑の赤井若太郎忠常が、江戸末期の弘化3年(1846年)に創り出しました。
美しい青色できめが細かく粘りの強い赤い粘土と、丹波霧の適度の湿りに恵まれて軽くしなやかな良質の原料に、伏見人形の流れをくみ、そこはかとなく漂う都の香りがして、素朴で親しみのある優雅で愛すべき情緒を称えるものとなり、全国に数ある土人形の中でも抜群の人気を集めました。
丹波の人情と風土が見事に溶け合って生まれた郷土の民芸品として、手にする人々の微笑みを誘っています。明治時代すでに、宮内庁御用達となり、ベルギーやアメリカへも輸出して世界的にも名声を博しています。
古いわりには、人形自体の状態は極めて良好だと思います。ケースの枠の漆は少し剥げていますが年数の事を考えると相応の状態だと思います。
歴史的な価値を考えると、かなり良い物だと思います。
ガラスの部分はクリーナーで拭きましたが、
シャビー感が損なわれたり、破損など避けるため、その他は最低限の清掃しかしておりません。
古い物なので理解ある方にお願い致します。
直接お取引の場合はお値引き致します。
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