1 / 10

商品画像は実物と異なる場合がありますので、必ず商品説明を詳細にお読みください 元サイトをチェック

HGUC1/144 ギラ・ズール マフティー配備機(全塗装完成品)

現在

¥ 16,000

( ≈ -- )
即決価格

¥ 19,000

( ≈ -- )
残り時間
03:40:24
オークション番号
b1164864632
入札回数
0
店舗
レッドモデラー
もっと
評価
233
0

キャンセル、返品、交換は承っておりません。ご確認の上ご注文ください。

商品情報
  • 商品状態
    未使用に近い
  • 国内配送費用
    750円(実際に倉庫に到着することが条件)
  • 国際送料
    東京倉庫に到着し、計量後に受取ります
  • 自動延長
    可能
  • 早期終了
    可能
  • 開始金額
    16,000 円
  • 入札単位
    500 円
  • 出品地
    群馬県
商品名
HGUC1/144 ギラ・ズール マフティー配備機(全塗装完成品)
商品説明
製品: バンダイ HGUCシリーズ
サイズ: 1/144スケール
使用頻度:2024.12/08完成

HGUCのギラズールを「閃光のハサウェイ」のマフティーで運用されるメッサーにあわせて配色した作例です。肩の左右で装備を逆転させているのはメッサーF01の タックルアーマー/シールド の装備外観にあわせたものです。
劇中でこんな機体が登場したわけではありませんが、マフティーといえど、他のどの組織でも運用されていない新鋭機MSのメッサーを最初から配備できていたわけではないだろう~と考察しまして、創立の初期はギラズールを実働戦力として運用していた というイメージをたてた次第です。近しいガンダム作品にあたるUCあるいはナラティブ世代からとったわけですが、「閃光のハサウェイ」劇中でも偽物マフティーのような弱小テロリストがギャプランを運用していたりするのを観て、グリプス戦役世代機ではもはやじゅうぶんな戦力とはいえないのだろうな とも評価し、より後発の新しめなMSとしてこれを選びました。なおかつメッサーに通ずる曲線的なジオンシルエット(モノアイや肩アーマー)を重ねやすかったのもポイントですね。
ギラズールはバンダイがPC関節使いまくり最盛期だったガンダムUC世代のキットなので最新のガンプラよりも良好なほどにケチのつけようがない構成です。 なのでメインの工作としては、UCから閃光のハサウェイにいたる年式経過の相違点の付加をうかがえるように、重力下で運用されるゆえの排熱造形の追加、ビームマシンガンの予備弾倉の携行スタイルを見直し装着位置を機体前面から側面へ移設(ネオジム磁石内蔵ですよ)、それと「袖付き」のエングレービング消滅工作 などをおこなってあります。 

◇キット構成への工作点
頭部のメット側面のリベット(?)モールド部×4をドリル開口。
モノアイをHアイズ使用によるクリアーレンズ化。 モノアイMSの定番工作。黒いモノアイレール部に2.0mm径のドリル穴を掘り、その底部に1.8mmレンズを取り付けた構造。 クリアーピンク色のレンズを蛍光ピンクで塗装した発色です(裏面からシルバー)。
ネオジオンの「袖付き」エングレービング(紋様)を除去。要領としてはペーパー作業で研ぎ落としつつ平面化。工作箇所は
1.胸部前面 肌色/レッド のツートーン部(別造形にモールド彫りつけ&ドリル4点開口)
 2.胸部上面のエリ 肌色部(前端部にコトブキヤMSG角モールド P-124を使用) 
  3.両腕の前腕部袖口 レッド部(両端をステンレス針でピン打ちリベット工作)
胸部構造を「あとハメ工作」。肩まわりレッド部~コクピットまわり肌色部 の連結固定部を取り除いて組み立てています。これにより配色部位単位で合わせ目接着処理を完全に済ませることが可能。 ここの固定部は削ぎ落してしまっても、胸部のエリまわりや下半身をとりつけると完全にロックされてしまうので脱落等の心配はまったくありません。
背面ランドセルの表面左寄りに排熱ダクト形状を追加(コトブキヤMSGダクトノズルP116)。重力下での運用を想定してカスタマイズされているふうを意図した工作。
肩の外装装備を左右逆転(タックルアーマー&シールド)。メッサーの武装スタイルにあわせた演出です。 パーツ構造の改造をしてあるわけではないので、ふつうのギラズールスタイルにしたい場合は肩ブロックごと引っこ抜いて差し替え可能です。
上腕部前面にドリル工作による二連開口。 シナンジュの上腕部に着想を得た造形追加。
腰フロントアーマーを左右分割し独立可動化。 モールドにあわせシンプルに切り離しただけです。 またアーマー上部にはドリル工作による三連開口モールド追加
腰サイドアーマーにネオジム磁石を内蔵することでライフルの予備マガジンラック化。 5mmほどの長方形ネオジム磁石をアーマー側に直列で2個、ライフルマガジン側に各1個ずつ内蔵してプラ板で囲み固定・裏側からフタをして封じ込めてあります。 これにより腰サイドアーマーに予備マグをパチンと貼り付けるようにイージーな携行装着できるようにしてあります。 ノーマルだと腰フロントアーマーのミゾにピンをグリグリ押し込む取り付け方法なので塗装が傷みますし、そもそも正面じゃ銃撃で被弾して誘爆すんじゃね? ~的な心配をする持ち方をしていますので、兵器としての運用経験から改善をされたとうかがえる演出をしてみました。 マガジン側の固定ピンはなくなったので純正のフロントアーマーの位置では固定できなくなっています。 かわりに片側で上乗せして二重装着などができるようになっていたりします。
股間ブロック前面(肌色部)下部にコトブキヤMSGのダクトノズルⅢ(P-116)で排熱ダクト造形を追加。 ランドセル同様の重力下仕様らしさの演出工作です。
シュツルムファウストの光学センサー部レンズはHアイズ使用によるクリアーレンズ化。3mmドリルで掘り下げ、2.8mmの蛍光ピンクレンズ(モノアイと同様の仕上げ)を取り付けています。
ビームトマホークのビームエフェクトのうちピック先端を研ぎ出し。

 また、私のこれまでの出品作例にもあるようにメッキビーズ使用による細部ノズル追加工作とステンレス針を打ち込んでのピン打ちリベット追加工作もおこないました(彩り追加の工作)。

全体の基本的な製作は 各部接着を経ての合わせ目処理&パーティングライン処理・サーフェーサー・ガイアカラーによる塗装(つや消しコート含む)。 ガンプラを完成製作させるスタンダードな工程でおこなっています。 スミ入れはタミヤのエナメル塗料流し込み。色はグレーまたはブラウン系を使用しています。 スミ入れ塗料が定着しにくい形状の部分などには0.05mmマーカーでのふき取り手法も使用しています。

塗装パターンはメッサーF01/02を参考。 マフティー所属パイロットスーツのデザインにもある、アーマー部がレッドになっているパターンです。
ライフルは外装・グリップ とでツートーン化するなど配色細分化。
足裏のツメ部はスターブライトプラスでゴールド仕上げ。
フレームや関節類の塗装にはグレーではなく調色したガンメタルを使用。純色シアンを混ぜてのブルー寄りなガンメタル。ヒジ・ヒザ関節のインナーフレームや顔や腹部・腕・脚 に露出するパイピングの連結部はパールゴールドで塗り分け。 これらメタル系は外装部と違いクリアー表現です。

◇以下、カラーガイド(※比率の%は曖昧な感覚的数値です)
レッド部    ブライトレッド90%  ブラック5%  サンシャインイエロー5%   シャドー部にはブラックでさらに暗くした色を使用
肌色部  ベースフレッシュ(フレームアームズガールカラー)70%   ブリリアントピンク25% ミディアムブルー5% シャドー部にはミディアムブルーで濁らせたものを使用
イエロー部  オレンジイエロー80%   ホワイト20%
ビームライフル外装  ダークグリーン90% ミディアムブルー10%
関節などのガンメタル部  シルバー60%  純色シアン20%  ブラック20%
ゴールド部  スターブライトプラス100%
ビームトマホークの色  発生部 ホワイト100%→全体 蛍光イエローグリーン100%→先端 蛍光ブルーを混ぜて暗く  のグラデーションパターン

◇細部表記に使用した市販品デカールは主にハイキューパーツ製。RBコーションデカールを主体に使用。 ;レッド部にはホワイトの書体を使用し、肌色部にはレッドもしくはグレーとのツートーンの書体を使用。
足首つま先にはハイキューパーツ製のラインデカール(光沢のシルバー)を使用
細部の長方形な細部表記はベルテクスデカール
腰フロントアーマーとスネのレッド装甲部に描かれた幾何学模様(ホワイト)はHJラインデカールとGMラインデカール
左脚スネのナンバリング表記「5」(ホワイト)はクラウドデカールから使用しています。

自作品の水転写デカールも数種を使用。  クリアデカールにレーザープリンターで印刷したもので水ににじむ心配なく使用できるものです。 定着にはかなり強めな軟化剤(10秒もつけるとデカールが溶解するスーパーハードタイプ)を使用。  
1. マフティーのエンブレム(レッド/ダークグレー)。前後の細部表記には「A.E.F.M」「NO EXCEPTIONS TO THE RULES MAFTYを併記。 十字に三日月をかけたようなエンブレム部は公式資料から。 使用箇所は右肩タックルアーマー側面/腰リアアーマー/右脚スネ外側面/シールド面
2.ナンバリング表記「05」(レッド)。  デザインは現在絶版品になっているデカール。現在でも独自に活用できるよう書体カラー・サイズ等をリデザインして編集しなおしたもの。使用箇所は右脚スネ外側面/シールド面
3.関節可動部警告表記BEWARE・CAUTION・細部噴射口ブラストノズル・先端打突部警告表記・大腿部前面の細部表記・ナックルインパクト  など諸々のお約束デザイン(歴代の自作デカールの累計)。 製品版には無いデザインやカラーを使うため、前述したエンブレムのようなシンボル的なものだけでなく関節まわりの目立たせる警告表記などに多用しています。このギラズールではボディーカラーにあわせレッドの書体を積極的に使用。

機体各所にビーズ工作及びピン打ちによるメタル調細部ディテール工作もしてあります。色はゴールドメッキとシルバーメッキ。サイズは1.5mmと2mm。 
ピン打ちリベット工作に使用しているのは有頭5号針(針の軸側0.6mm)です。針の太さとドリル開口穴のサイズをあわせ、接着なしにスナップフィットさせて固定しています

◇機体本体以外の付属品は
ビームマシンガン  銃身下部にグレネードランチャーを装着したビーム銃器。 ランチャー部は着脱も可能です 
ビームトマホーク  ビーム部は手斧状のビームと先端ピック形状の2点。 腰背面に装着する武装ラックで携行させることができます
シュツルムファウスト  命中精度よりも破壊力優先な大型実体弾ロケットランチャー。 これも武装ラックで携行可能。 
ハンドグレネード×2  MSの手で投擲する手榴弾。これも武装ラックで携行可能。
手首バリエーションは    銃器持ち手(右)/武器保持用兼握り拳(左右)/平手(左)    全合計4個になります 
武装ラック   腰リアアーマーのマウントラッチ部に固定するオプション携行用の装備。武装ぜんぶを装備させておくことができます
組立説明書  

以上です。
 ガンダムUC展開中の頃、ギラズール諸々のMSがフロンタルらのネオジオンに納品されず「袖付き」デザインに装飾されていなかったらどんなすっぴん外観だったのだろうと深読みしてたりしましたもので、創作とはいえ実際にやってみることになり興味深かったです。特に前腕部の袖口をシンプルにアーマー化できたことで、わたしのデフォルト工作になっているステンレス針によるピン打ちリベット工作でYシャツのように袖口をとめることができました(私の出品作例ではほぼ全てでやってます)。「袖付き」ガンプラはここの模様が工作の邪魔だったんだな~と地味に気が付けたりしまして。
「閃光のハサウェイ」時代へといたるMSの考察を楽しむ方々にどうぞ。

関連商品