【絶版岩波文庫】エピクテートス　『人生談義』全2冊　1993年秋リクエスト復刊

岩波文庫
①著者別番号：青608-1,2
②著者：エピクテートス
③訳者：鹿野治助
④発行日：
　　　　（上）1993年9月22日　第9刷（1958年7月 5日　第1刷）264頁
　　　　（下）1993年9月22日　第7刷（1958年7月25日　第1刷）312頁
⑤装丁：カバー装　
⑥状態：普通　蔵書印なし、書き込みなし
⑦コメント：1993年秋のリクエスト復刊の１点。2020年から2021年にかけて、國方栄二による待望の新訳が刊行された。そのためこの鹿野治助訳は事実上絶版となり、入手困難となっている。
　本書はセネカやマルクス・アウレリウスと並び称されるストア派後期の哲人エピクテートスの語録・提要・断片からなる、人間味あふれる哲学書である。若いとき奴隷であった著者は、苦痛を超克し自在の人となった。その体験から生まれた哲学は、峻厳さの中にゆとりと優雅さのある人生論となっている。