"● 戸川純 - 玉姫様
◯年代:1984
◯レーベル:Yen Records YLR-28014
◯フォーマット:Vinyl, LP, Album
◯国:Japan
◯ジャンル:Electronic, Pop
◯スタイル:Synth-pop, New Wave
状態(ゴールドマインスタンダード基準)
◯帯:EX
◯歌詞カード:VG
◯内紙袋:-
◯ジャケット:EX
◯盤質:VG+
【管理No.71】
セルフ・プロデュースで制作された初のソロ・アルバム。
ゲルニカも強烈だったが、ゲルニカのうち(当たり前だが)戸川純濃度を極限まで抽出した本作はさらに強烈。
キャラクター、ヴィジュアルを含め完璧なまでの戸川純ワールドを構築して同時代の、そして現在の無数の思春期の女性に多大な影響を与えた。
薄暗い観念の世界を虫の羽根を生やした戸川純がさまよう。
これこそ日本のニュー・ウェイヴのシーンが生みだしたひとつの極北の風景だろう。(テクノ・ポップ (ディスク・ガイド・シリーズ)より)
A1 怒濤の恋愛
A2 諦念プシガンガ
アンデス民謡『EL BORRACHITO』に歌詞を付けたもの。歌詞は1〜2分で書いた。「プシガンガ」とは「円座してお酒を飲んで歌い踊る」という意味。「一塊の肉塊なり」という歌詞があるが、元々は「一介」だったのを、レコード会社に勝手に書き換えられた。
A3 昆虫軍
ハルメンズ『昆虫群』のカヴァー
A4 憂悶の戯画
コールユーブンゲン『No.26のC』に歌詞を付けたもの。戸川は幼少時代に劇団ひまわりの声楽の練習でこの曲を習った。
A5 隣りの印度人
B1 玉姫様
タイトルはソロデビュー前から温めていた。タクシーで見た「玉姫殿」の広告をヒントに、「殿」を「様」に変えたもの。詞先で作られた。「六感は…」という歌詞があるが、元々は「第六感は…」だった。デモテープを聴いたところ変えられていたが、作曲者に敬意を示す意味でそのままにした。「六感」と言いつつも「見えない」「聞こえない」という矛盾した歌詞になっているのはそのためである。
B2 森の人々
B3 踊れない
8 1/2の同名曲のカヴァー
B4 蛹化の女
ヨハン・パッヘルベル『カノン』に歌詞を付けたもの。戸川は以前から『カノン』に歌詞を付けて歌いたいと思っていた。歌詞は1〜2分で書いた。当初歌詞にはカブトムシが出ていたが、曲に字数が合わないのでセミに変更した。"