サイズ:約33x14x10mm
産地:Guaratinga, Bahia, Brazil.
ブラジルの銘品蝕像緑柱石産地、鉱脈が枯渇したグアラティンガ地域からの蝕像アクアマリンDT両錐大結晶標本、カナダのコレクターであるバドマン氏から引き継いだ宝石大結晶コレクションからの一点、ブラジル東南部に跨る巨大なペグマダイトの起点、希少産地であるバイア州南部のグアラティンガ地域からの銘品産状、透明度の極めて高いカット級の宝石質にぎっしりと満たされる3.3センチに達した大結晶は曲線美を示しながら収束する優美な両端が揃い、結晶標本に最も求めるDT両錐産状として保存された個体は鉱液によって食刻された壮大な幾何学蝕像紋が全面に展開され、誰かの記憶を記録した異形のレコードのように佇むブラジリアン銘品蝕像アクアマリンの得難い極美DT両錐大結晶です。この魅力的な銘品産状にして得難く、かなり立派な長さ3.3センチに達し、太さは1.5センチに近いことで体積感の強い立派な柱状結晶として聳えています。標本はご覧の通り、曲線美を示しながら収束する優美な無傷両端が揃うことで結晶標本に最も求めるDT両錐産状として保存され、平たい頂部と波立つ海面のように激しくエッチングされた底部が確認でき、印象的な強硝子光沢が結晶全面に滑らかに走ります。若干の雲母を内包する結晶内部はこの名産地の一貫した凄まじい透明度を示し、高品質大粒ルースが採れる部分が所々に存在します。最も特筆すべきことはやはりこの標本のすべてとも言える膨大な情報が刻まれたような極めて魅力的な蝕像風景で、無数の曲線と直線に織り出される壮大な幾何学蝕像紋が結晶全面に展開され、誰かの記憶を記録した異形のレコードのように佇むブラジリアン銘品蝕像アクアマリンの得難い極美DT両錐大結晶です。オリジナルラベル、専用展示台が付属致します。
ブラジルの東南部に跨る巨大なペグマダイト地域は約6億年前、原生代後期に発生したゴンドワナ超大陸の合体過程で形成され、現在のアフリカ大陸中南部の基盤を作るコンゴクラトン(クラトンとは古い陸塊のこと)と現在のブラジルのバイア州、ミナスジェライス州、エスピリト・サント州に当たるサン・フランシスコクラトンの衝突によるアラスアイ造山帯に沿って分布します。バイア州の南部とミナスジェライス州東北部から始まり、エスピリト・サント州を経てリオデジャネイロ州まで約150,000平方キロメートルを跨り、EBPP(Eastern Brazilian Pegmatite Province)と呼ばれるこの広大なペグマタイト地域が広がっています。EBPPのほとんどを占めたミナスジェラス州に対して、鉱脈の起点に位置するバイア州は南米最古の地層が広がる灰電気石名産地ブルマド地域をはじめとして、優美な蝕像産状を示す緑柱石産地グアラティンガ地域、魅力的なデュモルチェライト内包水晶のほぼ唯一の産地であるヴァカ・モルタ採石場やエメラルド、金緑石や変彩金緑石アレキサンドライトを産出されるカルナイバ鉱区など、いずれも名高い銘品鉱物産地として知られています。EBPPの北部(画像10:青いポイントであるグアラティンガ地域と西側に並行するペドラ・アズール鉱区)は特に優美なエッチング産状結晶が産出されたことで宝石の国であるブラジルの中でも緑柱石の名産地として知られているが、現在はいずれも枯渇状態で、特にバイア州産緑柱石の流通が少なく、エメラルド産地であるカルナイバ鉱区を除き、そのほとんどの緑柱石産出は州南部のグアラティンガ町とサン・ジョアン・ド・スル町の間に位置するペグマタイト露頭、ジャケト鉱山(画像9)にて採掘され、こちらの標本はラベルに従い、グアラティンガ地域産として出品致します。こちらの標本はブラジルの銘品蝕像緑柱石産地、鉱脈が枯渇したグアラティンガ地域からの蝕像アクアマリンDT両錐大結晶標本、カナダのコレクターであるバドマン氏から引き継いだ宝石大結晶コレクションからの一点、ブラジル東南部に跨る巨大なペグマダイトの起点、希少産地であるバイア州南部のグアラティンガ地域からの銘品産状、透明度の極めて高いカット級の宝石質にぎっしりと満たされる3.3センチに達した大結晶は曲線美を示しながら収束する優美な両端が揃い、結晶標本に最も求めるDT両錐産状として保存された個体は鉱液によって食刻された壮大な幾何学蝕像紋が全面に展開され、誰かの記憶を記録した異形のレコードのように佇むブラジリアン銘品蝕像アクアマリンの得難い極美DT両錐大結晶です。この魅力的な銘品産状にして得難く、かなり立派な長さ3.3センチに達し、太さは1.5センチに近いことで体積感の強い(画像2,3,4,5,6)立派な柱状結晶として聳えています。標本はご覧の通り、曲線美(画像1)を示しながら収束する優美な無傷両端が揃うことで結晶標本に最も求めるDT両錐産状として保存され(画像2,3:結晶の左方にエッチングによる若干収束する形を示し、ダメージではないことは画像6でも確認できます)、平たい頂部(画像1,2,3)と波立つ海面のように激しくエッチングされた底部(画像7)が確認でき、印象的な強硝子光沢(画像2,3,5,6,8)が結晶全面に滑らかに走ります。若干の雲母を内包する結晶内部はこの名産地の一貫した凄まじい透明度を示し、高品質大粒ルースが採れる部分(画像1,4)が所々に存在します。最も特筆すべきことはやはりこの標本のすべてとも言える膨大な情報が刻まれたような極めて魅力的な蝕像風景で、無数の曲線と直線に織り出される壮大な幾何学蝕像紋(画像8)が結晶全面に展開され、誰かの記憶を記録した異形のレコードのように佇む(画像5,6)ブラジリアン銘品蝕像アクアマリンの得難い極美DT両錐大結晶です。オリジナルラベル、専用展示台が付属致します。
この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。