御存知!ユーライア・ヒープ全盛期の大傑作ライヴ盤「ユーライア・ヒープ・ライヴ」 旧リマスター紙ジャケット仕様限定盤 輸入盤中古でございます。
盤共に非常に状態の良い中古でございますが、ジャケット裏面上部に輸入盤特有のアバウトな梱包による糊跡がございます。
リマスターでございますが2000年度”Castleレーベル”仕様の旧リマスターとなります。案外良い音質となっております。
二枚組ではございますがオリジナル・リリースに即したもので、アナログ盤と同じ曲順と楽曲数となるもの。 現行仕様となる本編とボーナス楽曲集ではございません。
内容は言わずもがな。
ラインナップは、Mick Box(G、Vo)、Ken Hensley(Key、G、Vo)、David Byron(Vo)、Lee Kerslake(Ds、Per、Vo)、Gary Thain(B、Vo)の全盛期となります。
1973年1月26日 イギリス バーミンガム バーミンガム・タウン・ホールでの実況録音でございます。数か所の録音を行ったものの、技術的に失敗。背水の陣で臨んだものでございます。
メンバー曰くは(会場のあり方で録音が)期待出来なかったとの事でございますが、驚くほどに音質は良いものでございます。
ブリティッシュ・ロック界屈指のリズム隊とも言えるテクニカル系のリズム隊を含む全盛期ラインナップにより、過去の楽曲も演奏・アンサンブルが非常に巧みになった感がございます。
前年11月に前作「魔の饗宴」リリース後、翌年3月に本作リリースという非常にハチャメチャなハードスケジュールもあってか?非常に生々しいライヴ録音となっております。
音の調整は成されているのでしょうが、オーバーダビングはあまり....という感がございます(スケジュールの都合でしょうか?)。演奏も細かいミス等は残されており、それがライヴ盤として魅力あるものになっております。
スタジオ作とは異なるライヴならではのアレンジが興味深いものでございます。最後のメドレーはバンドの体質を現したものの感がございます。
当時の来日公演では、「イエスとは違う!」とか頓珍漢な批判を受けておりましたが、ジャンル分けが弱かった時代ならではの論評なのかもしれません........音楽を聴けば明らかに音楽性は異なるものではございますが.........
当時はアナログ盤の収録時間制約もあり当時のライヴ・セットの全貌ではございませんが、全盛期のライヴ演奏を聴かれる貴重なものでもございます。
結果的にスタジオ作・ライヴ作の出来・あり方がハードスケジュールから生まれたものとも言えますが、それが創造性やバンドの消耗に拍車をかけていった感もございます................
現在は入手が非常に困難。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しくお願い致します。