処理手順の例として「瑕疵の連鎖」
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これは、行政法・会社法・刑訴法と科目を横断して適用できる、汎用的な視点となります。(正式用語ではない)
具体的には…▼
ある行為や手続が積み重なっていくときに、 違法を検討するターゲットとは異なるところに瑕疵があり、 それをターゲットの違法性に読み込めるかを、 法の趣旨等から検討するテクニック。
ズレの手当ての方法については、その場その場で・行為の連関性・法の趣旨を考慮しつつディバイズしていくほかありません。
もっとも、「ズレを分かって、自分なりに手当てしていますよ」という答案を書けさえすれば、試験委員の印象は〇です。
以上の点につき、予備校でははっきりと言語化されていません。その理由は、確立された理論ではなく、”大胆な帰納”に基づく粗いものであるからです。 しかし、試験の得点を短期間で最大化する観点からは、有用でした。
処理手順化とアウトプット力
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以上のような処理手順化は、【言語化】【身体化】というプロセスを辿ります。
そして、結果として高いアウトプット力に結び付きます。
【身体化】というのは、試合で使いつづけることで、身体に染み込ませるーそしてゆくゆくは、意識しなくてもできるようになることです。 これは処理速度の向上につながり、現場思考に時間を割くことができます。
すなわち、問題文の特殊事情と向き合って、規範をアレンジする時間を捻出できます。
知識だけを増やしても限界があります。特に自分は、時間の制約が大きかったこともあり、”大胆な帰納”により思考を言語化してきました。ひいては、アウトプット力を高めることができたと思います。
まずは、どれか一つの商品でもお試しし、処理手順化をご体感ください。
その後は、ご自分で処理手順化を進めることも可能と考えます。