詳細情報

Amazonレビュー

TVドラマ「ネイバーズ」出身の仲間である先輩スター、カイリー・ミノーグと同じく、ホリー・ヴァランスはこの2作目でエレクトロポップのパワーを全面的に用いている。けれどカイリーが温かなヴォーカルを冷たい感触のバック・サウンドにサポートさせているのに対し、ホリーが求めているのは、さらにパンク色の濃いエレクトロ・クラッシュだ。

エレクトロ・クラッシュは、フィッシャースプーナーなどのアーティストによって昨年アンダーグラウンド・シーンで人気になった。ファーストシングルとタイトル曲は、ベース・シンセを土台にしたフレーズによって本作のスタイルをもっともぴったり表している。そして、そのフレーズがポップ・パンクなコーラスとなって、最近の流行に乗ったロック的なセンスとともに爆発している。

「Ricochets」は一聴しただけではなんの変哲もないバラードに聞こえるが、聴くたびによくなっていくのは間違いない。これは、サウンドがアルバムの他の曲とちがっていることによるところが大きい。「Roll Over」はまるで1980年代にはやった爆発頭のロックのミレニアム版（といっても曲自体はエレクトロ・ポップのスタイルだが）で、20年前にレコーディングされていたらジョン・ヒューズ製作の映画に使われたかもしれない。本作には上出来の作品がいくつもあり、プロダクションは平均的なポップレコードよりも斬新だ。大ヒットに欠かせない数曲の必殺トラックが見当たらないのが悲しいところ。（Georgina Collins, Amazon.co.uk）

メディア掲載レビューほか

可憐なスーパー・グラビア・アイドル、HOLLY VALANCEのセカンド・アルバの初回限定価格盤。カイリー・ミノーグ等を手掛けるブライアン・ローリング他のヒット・メイカーがプロデュースを担当。時にクールで時に甘いセクシー・ヴォーカルが打ち込みサウンドに絡み合う、カッティング・エッジなナンバーが並んでます。 (C)RS