梱包サイズ : | 14.6 x 13.2 x 1.2 cm; 220 g |
メーカー : | NAXOS |
EAN : | 4945604734134 |
レーベル : | NAXOS |
ASIN : | B06WWNKJTF |
ディスク枚数 : | 1 |
交響曲 ホ長調(断章)(1832/1834)/フェリックス・モットル(1856-1911)によるオーケストレーション補筆版/1.第1楽章:Allegro con spirito/2.第2楽章:Adagio cantabile交響曲 ハ長調(1834)3.第1楽章:Sostenuto e maestoso - Allegro con brio /4.第2楽章:Andante ma non troppo, un poco maestoso /5.第3楽章:Allegro assai /6.第4楽章:Allegro molto e vivace
録音 2012年1月19日/MDR Studio Augustusplatz, LeipzigTotal Playing Time:56'29"
偉大なる“オペラ作曲家"として音楽史に名を残すワーグナー。彼が後世に残した影響の大きさは計り知れないものがありますが、実は交響曲の作曲にも興味を持ち、生涯を通じて「交響曲のアイデア」を練っていたことはあまり知られていません。結局、オペラほどに優れた作品を残すことはありませんでしたが、それでも21歳の時に書き上げられた「ハ長調交響曲」は野心溢れる若き作曲家の面目躍如たる堂々とした作品に仕上がっています。第2楽章などには、はっきりとベートーヴェンの第7、弟8番の影響が感じられますが、それでもワーグナーは自身のアイデアを数多く盛り込むことで、個性を打ち出しています。1832年にプラハで試演を行い、その後ライプツィヒで再演が行われましたが、その際、自筆譜が行方不明となり、現在でも見つかっていません。ホ長調交響曲は、同じ頃にワーグナーが手掛けた交響曲ですが、こちらは第2楽章の冒頭までしか完成されておらず、本人も、友人に「この曲を完成させることはできない」と手紙で書き送るなど、この作品に関しては作曲を放棄してしまったようです。とは言え、未完となった第2楽章の美しさは格別。ここではワーグナーの良き理解者であったモットルが補筆した版を準・メルクルが演奏しています。
偉大なる“オペラ作曲家”として音楽史に名を残すワーグナー。彼が後世に残した影響の大きさは計り知れないものがありますが、実は交響曲の作曲にも興味を持ち、生涯を通じて「交響曲のアイデア」を練っていたことはあまり知られていません。結局、オペラほどに優れた作品を残すことはありませんでしたが、それでも21歳の時に書き上げられた「ハ長調交響曲」は野心溢れる若き作曲家の面目躍如たる堂々とした作品に仕上がっています。未完となっているホ長調交響曲は、ワーグナーの良き理解者であったモットルが補筆した版を使用。ライプツィヒMDR交響楽団/準・メルクル(指揮)による2012年録音。 (C)RS
ライプツィヒMDR交響楽団/準・メルクル(指揮)