「完全対応のプランクトンパターン」 近年、海が富栄養化してきたことで、食物連鎖に変化が現れています。これまで小魚が主食だった海の生態系が、アミ・プランクトンを主食とする生態系へと移行しています。アミ・プランクトンは動きが遅いため、潮や波風の変化に影響を受け、集まって潮目や防波堤際に塊となります。このような状況において、小魚とは異なり、アジはアミ・プランクトンを容易に捕食できるため、アジの食性も変化しています。 そうした食性の変化に対応するため、従来の「動かす釣り」ではなく、「静かに誘うアジング」という釣り方が重要視されています。このニーズに応えるために、新たなルアー開発が行われました。その結果、ゼログラヘッド、PSR-60 THE NEXT STAGEに続き、新たなルアー『プランクトン1.8』が開発されました。 「テールに秘密あり」 プランクトン1.8は、通常のツインテールのように見えますが、特殊な形状を持っています。2本の細いテールが対角線上に配置されており、見た目では1本の棒状に見えますが、実際は対角線に欠けているため、体積が少なくなっています。これにより、ルアーはアジにとって吸い込みやすい形状となっています。そのため、アジのサイズを選ばず、どんなサイズのアジにもしっかりとアピールすることができ、抜群の針掛かりを実現しました。また、小さなボディーには細かなリブを深く入れることで、柔軟性を持たせており、さらなる吸引効果を生み出しています。 プランクトン1.8は、ダイヤモンドヘッド、ストリームヘッド、ザ・豆、ゼログラヘッドにも対応しており、あらゆる状況に対応することができます。 これにより、「プランクトン1.8」は海の富栄養化による生態系の変化に完全対応し、アジング釣りにおいて優れたパフォーマンスを発揮します。