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内田画廊
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この商品について

  • 技法:彩美版・シルクスクリーン手刷り 一部本金泥使用
  • 限定:300部 (商品画像の限定部数番号は見本です)
  • 画面の寸法:天地35.8×左右72.7cm
  • 額縁の外寸法:天地56.5×左右93.5×厚み5.0cm
  • 額縁の仕様:金泥仕上げ木製枠(国産) 裏面に壁釣り用金具・ひも付き
  • 額縁の窓:アクリル
  • 重量:約5.6kg
  • 証明:額裏に監修者の承認印・限定番号が入れられた奥付シールが貼られます
  • 原画所蔵:山種美術館
  • 制作発行:TOMOWEL/共同印刷株式会社

「名樹散椿」は、横山大観らが参加した1930年のローマ日本美術展覧会に出品された作品で、1977年には昭和以降の作品として初めて重要文化財に指定された、日本絵画史上に残る貴重な作品です。
京都市北区にある昆陽山地蔵院(通称椿寺)に咲いていた樹齢約400年という五色八重椿の老木を題材にした「名樹散椿」は、金地に色とりどりに咲く椿の木が 描かれた二曲一双屏風です。
御舟35歳の時に制作された作品で、この時期の御舟は画面構成や絵画の質感表現を深く追及していました。
無駄のない金一色の背景を切り取るように樹木が描かれた画面は琳派の装飾性からの影響を感じさせる一方で、椿の花や葉には大正期に探求した質感描写の成果が感じられます。
御舟が体得してきた様々な要素が一体となった本作品の構成美は、御舟芸術の一つの到達点として高く評価されています。


【彩美版とは?】

画材の質感と豊かな色調を再現するために生み出された、
新時代の画期的な技法による複製画です。
最新のデジタル画像処理技術と高精度プリントにより、原本の持つ微妙なニュアンスや作家の筆遣いといった絵の鼓動までもが表現されております。
『彩美版』は共同印刷の登録商標です。


「名樹散椿」彩美版Rは、共同印刷の日本画の複製技術を高く評価いただいた山種美術館より特別な許可をいただき、同館の全面協力のもと本作のために貴重な原画との校正や厳密な色彩の調整を経て制作されました。
特に原画の金箔を細かくした金砂子を何度も隙間なく振り撒いていく《撒きつぶし》と呼ばれる技法が全面に使用された背景は、金箔でも金泥でもない光沢を抑えた独特のもので、そのしっとりした金の上品は輝きが、この作品ならではの特徴となっています。
この再現にあたっては一部に本金泥を使用、作品に合わせ調合した金色を職人芸によるシルクスクリーンで二度刷りすることで絵具の質感を出し、限りなく原画のイメージに近づくよう、再三に渡る微妙な調整作業を経て完成しました。

【速水御舟 はやみぎょしゅう】

1894 東京浅草に生まれる
1908 松本楓湖の安雅堂画塾に入門
1911 紅児会入会
1914 再興第1回院展に出品 院友推挙 赤曜会結成
1917 再興第6回院展に出品 横山大観らの激賞を受け同人推挙
1925 「炎舞」(重要文化財)を制作し第1回個展に出品
1929 「名樹散椿」(再興第16回院展・重要文化財)制作
1930 イタリア政府主催ローマ日本美術展の美術使節として渡欧
イタリア政府よりオクイシュー・クーロンヌ勲章受章
1932 「瓶梅図」制作
1935 逝去


技法:彩美版・シルクスクリーン手刷り 一部本金泥使用
用紙:版画用紙
限定:300部 (商品画像の限定部数番号は見本です)
画面の寸法:天地35.8×左右72.7cm
額縁の外寸法:天地56.5×左右93.5×厚み5.0cm
額縁の仕様:金泥仕上げ木製枠(国産) 裏面に壁釣り用金具・ひも付き
額縁の窓:アクリル
重量:約5.6kg
証明:額裏に監修者の承認印・限定番号が入れられた奥付シールが貼られます。※画像の番号はサンプルです
監修:山種美術館館長 山崎妙子
原画所蔵:種美術館
制作発行:TOMOWEL/共同印刷株式会社

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