この商品について

• やや大きめのファ車軸型は、薫山工房オリジナルの形です。特長ある形ではありますが、抜群の使い易さです。もっこ鉉（ハンドル）は、見た目の美しさもさることながら、にぎり易くお湯をそそぐ時に安定します。薫山工房の定番商品であります。ミリーサイズです。
• 容量は満水で1.2Lです。（実際に沸かせる量は7分目～8分目です）
• 冬場には、反射式ストーブや薪ストーブの上に乗せて、乾 燥対策にもご利用いただけます。
• 鉉（ハンドル）は固定式です。無理に動かさないでください。
• 火加減は、ガスでもIHヒーターでも中火でお願いします。お湯を沸かすときは、蓋を少しずらして蒸気抜きをしてください。
• 新品の鉄瓶は軽くすすいだ後、２～３回お湯を沸かします。３～４回目くらいから美味しく飲めます。
• 鉉（ハンドル）と蓋の摘みは熱々になります。布巾などをお使いください。※IHヒーターの場合は鉉（ハンドル）は熱くなりません。
• 沸かしたお湯は「ポット」などに移し、蓋を外して余熱で水分を飛ばしてください。中にお湯を入れっぱなしにするのは、錆の原因となりますのでお止めください。
• 余熱で乾かす間の蓋の置き場所として「五徳型蓋置」をお使いください。「五徳型蓋置」は御購入者にもれなくプレゼントいたします。
• 鉄瓶の内部は使用するにつれ赤褐色や白い「湯あか」が付着してきます。これは錆を防ぎ、お湯を美味しくする大切なものですから決して取り除かないでください。

南部鉄器のふるさと岩手県盛岡市のくんざん工房で製造する、伝統工芸品”南部鉄瓶”です。現在も昔ながらの伝統的な技術を受け継ぎながら、一つ一つ手づくりで作られています。鉄瓶とはいわゆる「鉄やかん」であり、お湯を沸かすための道具ですが、他の材質で作られたやかんとは決定的な違いがあります。それは「お湯の味わい」です。鉄瓶は、沸騰しているときに溶け出す鉄イオンが水道水に含まれる残留塩素を完全に除去してくれます。塩素除去の能力にはやかんの材質によって大きな差があり、鉄瓶が最も優れています。そのため鉄瓶のお湯はとてもまろやかで、かすかに甘みを感じるほどに美味なのです。鉄瓶のお湯を使うことで、お茶の味を一段と引き立たせることが出来ます。お茶（緑茶）に限らず、ほうじ茶やコーヒー、紅茶、味噌汁なども美味しくなりますので、是非日常使いに鉄瓶をそばに置いていただきたいですね。