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紫桜館 山の花屋~岩手県栽培場より直送~
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この商品について

  • 秋・冬・早春は小さな新芽の状態でお届けとなります。いずれも開花見込み株です。到着後は早めに植え付けをお願いします。

●商品情報
 学名:Petasites japonicus ※日本自生種
 和名:蕗、苳、款冬、菜蕗
 分類:キク科フキ属


●フキノトウの説明
 ※どちらも植え付けから数年後には両方生えてくるため、それぞれの説明を一緒に記載しています。
 春の訪れを告げてくれる花のつぼみ。晩秋から翌早春までつぼみのままで春を待ちます。まだ雪が残るころ、あちらこちらで雪解けの合間からひょっこり顔を出す姿は待ちわびた春の息吹を感じ、思わず顔がほころびます。そして、東北以北では熊が冬眠から覚めた際、目を覚ますために食すといわれています。この苦味が熊をも目覚めさせるようです。
 フキノトウはほろ苦さとさわやかな香りが特徴の食材です。東北地方では、細かく刻んで味噌に混ぜ、「ばっけ味噌」を作ります。炊き立てのご飯にとっても合う春のおかずです。 その他、天ぷらやおみそ汁の具材にも利用されます。天ぷらにする際は、半分に割るように切ってから衣をつけ揚げるとサクサク触感が楽しめます。苦味も熱を加えることによって緩和されますよ。

●フキの説明
 ※どちらも植え付けから数年後には両方生えてくるため、それぞれの説明を一緒に記載しています。
 草丈が30~80cmほどになりますが、条件が合うと1m程まで生長する場合もあります。
 細い地下茎は地面の下で数年で3本以上成長し、それぞれ7~8節伸びます。春には各節からフキノトウが顔を出し、その後フキが出てきます。
 フキは今では1年中スーパーで購入できるようになりましたが、やはり採れたては香りが楽しめるのが優越感ですね。台所に立ち、フキの筋を包丁で向くのもまた春が来たと感じさせてくれる作業です。春に収穫を迎える季節野菜として、昔から栽培されてきました。透き通るような淡い緑色と、さわやかな香りは食卓に色を添えてくれます。

●植え付け適期
 早春の2~4月、または秋の9~11月

●植え替え
 夏に葉が込み合ってきたら、秋の10~11月頃に植え替えます。
 秋に掘り上げると、横に根が張っています。これを、新芽があるところを目安に、2~3節(10~15cm)ほどに切り分け、この株を再度、30cmの株間で水平に並べて植えつけます。

●育て方
 植え付け場所は、日向でも育ちますが半日陰で肥えた土地を好みます。家の北側など湿り気のある半日陰が向いています。湿気の多い場所ほど、やわらかくておいしいフキが採取できます。地植えの場合、深さ約5cmの溝を掘り植えつけます。株間は30cm以上あけ、覆土は約5cm程が目安です。
 とても丈夫な植物で、根が地下を這って増えていきます。適地に根付けば、後は手間いらずな植物です。
 日当たりがあまりよくないベランダなどでも栽培可能。少し深めのプランターに植え付け、日向(関東以西の場合は午前中だけ陽が当たるような半日陰に置き管理します。

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