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詳細情報

製品サイズ ‏ : ‎ 14.27 x 12.5 x 0.84 cm; 108.86 g
メーカー ‏ : ‎ Sony Classical
EAN ‏ : ‎ 0198028199322
製造元リファレンス ‏ : ‎ Michael Tilson Thomas
レーベル ‏ : ‎ Sony Classical
ASIN ‏ : ‎ B0DCH8HCF9
原産国 ‏ : ‎ ドイツ
ディスク枚数 ‏ : ‎ 80

マイケル・ティルソン・トーマス80歳記念リリース。この空前の音楽家によるCBS/ソニー・クラシカルとRCAへの全録音が初めて集成された80枚組のアニヴァーサリー・ボックス登場!
マイケル・ティルソン・トーマス/コンプリート・コロンビア/CBS/RCAレコーディングズ

マイケル・ティルソン・トーマス(以下本人も使うMTTと略称)は、卓越した指揮者であることにとどまらず、ピアニスト、作曲家、教育者、そしてカリスマ的な音楽解説者としてもその才を発揮している音楽家。音楽界におけるその存在の大きさは、まさに20世紀アメリカを代表する音楽家だったレナード・バーンスタインを思わせるほど。MTTは生前のバーンスタインとも親交が深く、ニューヨーク・フィルの画期的な「ヤング・ピープルズ・コンサート」をバーンスタインから引き継いだのも彼でしたし、バーンスタイン没後の演奏楽譜の管理などにも携わっています。演奏レパートリーも幅広く、中でもマーラーやガーシュウィン、アイヴズ、コープランドといった作曲家の作品を熱心に紹介し、クラシック音楽だけでなく、ブロードウェイのミュージカルやジャズの分野でも幅広く活動しています。また、MTTは教育者としても優れた才能を持ち、1970年代にはバーンスタインから引き継いで「ヤング・ピープルズ・コンサート」の企画と指揮を担当、1988年のニューワールド交響楽団創設やパシフィック・ミュージック・フェスティヴァル音楽監督など、若手音楽家のメンターとして実に大きな存在です。ここ数年は進行性の脳腫瘍と診断されながらも、指揮台に立ち続けています。
早熟なMTTの音楽キャリアは、10代後半で現代音楽の名だたる作曲家(ブーレーズ、コープランド、シュトックハウゼン、ストラヴィンスキーなど)の作品を初演するなど、非常に早い段階で注目を集めました。1969年には名門ボストン交響楽団の副指揮者に任命され、その後、バッファロー・フィルやロサンジェルス・フィルの客演指揮者を歴任。ヨーロッパではアバドの後任としてロンドン交響楽団の首席指揮者を務め、さらに1995年からはサンフランシスコ交響楽団の音楽監督に就任し、同団をアメリカで最も革新的なオーケストラの一つに育て上げました。
このボックスセットには、MTTが1973年から2005年にかけてCBS、ソニー・クラシカル、RCA Red Sealで録音したすべての作品が収録されています。共演したオーケストラは、録音用編成のものを除くと、ポストを持っていたロンドン響、サンフランシコ響、ニューワールド響、バッファロー・フィル、ロサンジェルス・フィルのほか、クリーヴランド管、シカゴ響、ニューヨーク・フィル、フィルハーモニア管、バイエルン放送響、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、イギリス室内管、セント・ルークス管、ハンガリー国立管などと多岐にわたり、MTTの活動の幅広さを物語っています。

■初期録音
MTTのCBSへの初録音は1973年のことで、7月にジョージ・マーティンがプロデュースしたジョン・マクラフリンの『アポカリプス』(CD2)を収録、翌74年3月にはスタンリー・シルバーマンの“ロック・オペラ”(マルチメディア・ポップ・オペラ)『エレファント・ステップス』(CD1)を録音し、後者を録音の2か月後の74年5月に、前者を9月に発売する、という実に斬新なプランニングでした。それらに続いたのはグラミー賞「最優秀合唱演奏賞」を受賞したオルフの『カルミナ・ブラーナ』(CD3)、ベートーヴェン後期の希少な合唱曲と『シュテファン王』の音楽(CD4)というもので、有名曲の新鮮な解釈と、有名作曲家の知られざるレパートリーという戦略が見て取れます。この時期の大作としては、バッファロー・フィルとのカール・ラッグルズ作品全集(CD8・9/発売時点での世界初録音多く含む/ソニー・クラシカルからは初CD化)が挙げられましょう。アメリカの孤高の作曲家ラッグルズの全貌を初めて音に刻んだ画期的なアルバムでした。

■室内オーケストラによるベートーヴェン全集
スタンダード・レパートリーでMTTの才人ぶりが発揮されたプロジェクトといえば、1978年から1986年にかけて録音されたベートーヴェンの交響曲全曲が挙げられましょう(CD11・17・20・23・27・29・30・35)。イギリス室内管弦楽団(第3番のみセント・ルークス管)という室内オーケストラを起用し、スコアの細部まで実に明晰に鳴らしきったMTTの明解かつ柔軟なベートーヴェン解釈は、20世紀に打ち立てられてきたベートーヴェンの重厚長大なイメージを一瞬にして書き換える破壊力を持ったもので、ほぼ同時期に始まるピリオド楽器演奏のムーヴメントと並行して、ベートーヴェン像の書き換えの意味でも画期的な録音となりました。

■独墺音楽
ブラームスではロンドン交響楽団と交響曲を除く主要オーケストラ曲を録音しているほか(CD45・51)、現在のところバイエルン放送交響楽団との唯一の録音であるシェーンベルク編曲のピアノ四重奏曲第1番(CD28)の重厚かつ明晰な名演が光っています。MTTのレパートリーの大きな柱の一つであるマーラーでは、サンフランンシスコ交響楽団とのマーラー初期の大作「嘆きの歌」(3部構成版)が際立っているほか、ロンドン交響楽団との第3番(CD36/37)・第7番「夜の歌」(CD70/71)は、MTTがRCAを離れてからサンフランシスコで実現させた交響曲全曲録音の陰に隠れがちですが、思慮深さの光る名演盤。特に第3番ではジャネット・ベイカーの深みのある名唱が聴きものです。マーラーと同時代の後期ロマン派の大家R.シュトラウスの録音も多く、主要交響詩のほか(CD40・47)、ルチア・ポップ最後の録音となった「4つの最後の歌」を含むオーケストラ伴奏つき歌曲集(CD60)が極めつけと言えましょう。

■ロシア~スラヴ音楽
ロシア音楽では、チャイコフスキーとプロコフィエフに比重が置かれています。チャイコフスキーでは番号付きの交響曲はなく、4つの「組曲」のうち3曲を録音しているのが珍しいところ(CD10・14)。ジョシュア・ベルとのヴァイオリン協奏曲ではベルリン・フィルを指揮(CD78)、現在のところこの名オーケストラとMTTとの唯一の共演盤となっています。プロコフィエフではモダニズムの大作交響曲第5番と古典交響曲(CD54)、MTT自身がバレエ全曲盤から選曲して編み、サンフランシスコ響との長期録音プロジェクトの劈頭を飾った「ロメオとジュリエット」(CD61)で、オーケストラの機能を全開させるMTTの才が十全に発揮されています。スラヴものでは、ヤナーチェクの大作「グラゴル・ミサ」とシンフォニエッタで、作曲者独自のメトリークやユニークなオーケストレーションの魅力を伝えています(CD52)。ドヴォルザークでは、珍しい「アメリカ」組曲とカンタータ的な「アメリカの国旗」をキャリアのごく初期である1976年にベルリン放送交響楽団と録音しているのが目を惹きます(CD6/日本未発売)。

■20世紀音楽
◎ガーシュウィン  「ガーシュウィンは私の人生において極めて重要な位置にあります。子供の頃から、彼の音楽、解釈、名言、迷言は、ガーシュウィンのピアノの生徒であった父や、ガーシュウィンの若い頃に一緒に演奏したり作曲したりしていた叔父のハリーから伝えられてきた」とはMTTの言。1976年録音の『ラプソディ・イン・ブルー』では、作曲者自身が1924年に収録したピアノ・ロールと共演し、その新奇なアイデアとパンチの利いた演奏は音楽界を仰天させました(CD5)。「ラッグルズ全集を実現させるために、セールスを稼ぐ必要があって」録音したブロードウェイ・ミュージカル序曲集(CD7)、サラ・ヴォーンとの歌曲のライヴ・コンサート(CD16)も実現しています。そしてガーシュウィン生誕100周年の1998年にはサンフランシスコ交響楽団と2枚組のアルバムを録音しています(CD67・68)。結果として『ラプソディ・イン・ブルー』は3種(最初は上述のガーシュウィン自身のピアノ・ロール、2つはMTTがソロ、いずれもビッグバンド版)、『セカンド・ラプソディ』と『パリのアメリカ人』は2種の録音が収録されています。

◎アイヴズ
1980年代から90年代にかけて、MTTはアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団およびシカゴ交響楽団とアイヴズの『ホリデイ・シンフォニー』を含む交響曲全曲をデジタル録音し、世界的な評価を得ました(CD18・24・34・46)。ちょうどアイヴズ協会による新全集版の楽譜の出版と軌を一にしていた録音で、印刷したての楽譜を初見で弾くなど苦労も多かったものの、アイヴズ演奏解釈の新たな局面を刻んだという点で、現在でも歴史的な価値を持っています。MTTはそうしたアイヴズ演奏の一つの到達点として1999年にサンフランシスコ交響楽団と歌曲、交響曲、詩篇、トーンポエムなど様々な作品を有機的にコンパイルしたアンソロジー・アルバム(CD77)を録音しています。

◎コープランド
MTTは、20世紀アメリカ音楽界の長老コープランドとは18歳の時に出会い、作曲者の前で「ピアノのための変奏曲」を弾いて始まり、長じてからはコープランド音楽の使徒としてその作品を広く演奏しています。1996年の「コープラント~モダニスト」(CD63)には、ピアノ協奏曲(ギャリック・オールソンとの共演)、管弦楽変奏曲、ショート・シンフォニー、交響的頌歌が収録され、2000年の「コープランド~ポピュリスト」(CD75)には、この作曲家の「ビッグ3」ともいうべき名曲「アパラチアの春」、「ビリー・ザ・キッド」、「ロデオ」の3曲の名演が含まれています。ユタ響を振った唯一の録音「古いアメリカの歌」(CD31)は、MTTがいまだに愛着を感じているアルバムの1枚です。

◎ストラヴィンスキー
19歳でストラヴィンスキーとの知遇を得、ロバート・クラフト指揮のストラヴィンスキー作品の録音にも参加したMTT。彼の最初のストラヴィンスキー作品録音は、小澤征爾指揮ボストン交響楽団による1969年の「ペトルーシュカ」のピアノ・ソロ(CD80)でした。1980年の「ペトルーシュカ」と「ロシア風スケルツォ」(CD80)以来、断続的にストラヴィンスキー録音を進め、最終的には「春の祭典」(CD73)と「火の鳥」全曲(CD72)を含む三大バレエ、詩篇交響曲(CD59)、「ペルセフォーヌ」(CD74)など、主要作品を網羅しています。

■MTTによる自薦コメント
「1973年から2005年にかけての、コロンビア、CBS、ソニークラシカルへの録音をまとめたボックスセットのコンセプトを聞いた時、私たちが成し遂げた録音の量と質に驚かされた。一つのボックスの中に、ベートーヴェン、マーラー、ブラームス、チャイコフスキー、ドビュッシー、ラヴェル・・・そしてストラヴィンスキー、ガーシュウィン、アイヴズ、ラッグルズなどがたっぷり入っているのだ。このレパートリーは、私の音楽活動のいわゆる「中期」に自分が興味を抱いていた音楽を網羅している。アナログからデジタルに移行し、スタジオでの純粋なセッション録音から演奏会をライヴで収録するのが当たり前となってゆく時代だ。私がこの文章を書いているデスクの上には、私がこの文章を書いているデスクの上には、自分がこれまでに録音してきたレコード、カセット、リール・テープ、8トラック・テープ、レーザーディスク、DVD、ブルーレイディスク、そしてCDが並んでいる。過去50年の音楽ソフトのフォーマットの歴史であり、今やそれらはすべて、ストリーミングにとって代わられてしまった。だから、私たちの仕事が最後にこうやってCDコレクションにまとめられるのは、何と嬉しいことだろう。(・・・)このセットの前にも後にも、私は録音を残しているが、このセットはあふれんばかりの意欲を持った音楽家たち、経験豊富な録音チーム、そしてレコード会社のバックアップのおかげで、私がこれだけ幅広いレパートリーを録音することができた特別な時代の記録だ。自分の80歳の誕生日に、こんなセットが日の目を見るなんて、これ以上の喜びはそうあるものではない。」(マイケル・ティルソン・トーマス、ライナーノーツより)

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