「メイ。あれはいったいなんだ?」「兄上様、大変です。あれはー」ある日、チャーの屋台の対岸に見慣れない一軒の屋台ができていた。「まさか冒険者学院の敷地にライバル店が現れるとはー迂闊でした」ただでさえ皆無にほど近い客足を心配するアテナ。更にはライバル店主から勝負を挑まれることにー!?「ラーメン屋は二軒も必要ありません。ですからそちらを潰してあなたを配下にすることにいたしますわ」「-よかろう。ならばせんそうだ」ドラ子がどんぶりをごとりと置いて眩く。果たして勝負の行く末は!?第6回GA文庫大賞奨励賞受賞のラーメンよりスープスパな異世界ラーメンマシマシラブコメディ!