商品の説明 メディア掲載レビューほか もはや“架空のロード映画のサウンドトラック”などといった常套句では語りきれない。前作『ファースト・オブ・ワイアー』(2003年)からも予見できたが、“歌もの”グループとしての方向性をより明確に打ち出したのがこの新作だと言えよう。たとえるならば、ロス・ロボスのルーツ・ロック性と実験性のメロディアスな融合、あるいはポスト・ロックを通過し、深遠な音空間にシンガー・ソングライターとしてのルーツ指向を投影していくインディ・アーティストを彷彿とさせると言えば分かりやすいか。もちろん出身地アリゾナ州トゥーソンの乾いた風景が脳裏に浮かぶような場面もあり、それまでの無国籍な音楽性も随所で息づいてはいる。とはいうものの、あくまでも歌心を感じさせる、静かなる味わいのメロディ(あらためてコンポーズ・センスにも脱帽)をよりよく聴かせるための音作りなので、かつてのスタイリッシュな猥雑さはかなり後退。逆にその分、幅広い層に支持されそうな深化のアルバムだ。 (兒玉常利) --- 2006年04月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)シンプルで力強い歌にあふれた5thアルバム。前作から3年ぶりとなる本盤は、プロデューサーに初顔合わせのJ.D.フォスターを起用。インスト曲を排し、湧き出る衝動を真摯に表現している。-- 内容（「CDジャーナル」データベースより） 続きを見る

商品の情報

製品サイズ : 12.45 x 14.22 x 1.02 cm; 99.79 gメーカー : PヴァインレコードEAN : 4995879237649時間 : 49 分レーベル : PヴァインレコードASIN : B000EBDDFEディスク枚数 : 1Amazon 売れ筋ランキング : ミュージックの売れ筋ランキングを見る