ザ・ローリング・ストーンズ『ハバナ・ムーン ストーンズ・ライヴ・イン・キューバ2016』【通常盤Blu-ray(日本先行発売/日本語字幕付き/寺田正典氏による大長編解説書封入)】
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商品の説明 内容紹介 ザ・ローリング・ストーンズ。本年3月25日、キューバの首都ハバナで約120万人以上、計測不能の大観衆を集めて行なわれた歴史的フリー・コンサートが全世界一斉映画公開に続き、早くも映像音源化! DVD/Blu-ray/2枚組ライヴCDなどマルチフォーマットで日本先行世界最速リリース決定! このコンサート に関しては日本でも国際ニュースの枠で大きく報じられたのでご存じの方も多いだろう。長く断交していた米国とキューバが54年ぶりに国交を回復、それを受けてのオバマ大統領による歴史的なキューバ訪問(3月20)の直後にハバナで実現した西側の超大物ロック・バンドによるフリー・コンサートとあっては世界のメディアから大きな注目を浴びるのは必然だった。 映画のタイトルは『ハバナ・ムーン』。これは彼らも尊敬するロックンロールのオリジネイター、チャック・ベリーのファースト・アルバム『アフター・スクール・セッション』(1957年リリース)に収められていた異色のムーディなナンバーからとられている。革命後のキューバが1961年に米国と国交を断絶する以前、ラム酒を飲みながらロックンロールで踊ることも普通だった頃のハバナを舞台にした歌だったが、そんな歌のタイトルを、キューバと米国の国交回復の年に行なわれた記念すべきコンサートの模様を収めた映画のタイトルに持ってくるセンスがまず素晴らしい。このタイトルだけで、この映画の成功は約束されたも同然ではないか! とぼくなどは思ってしまったほどだ。 思えばストーンズが活動を開始したのは1962年。これはまさにキューバ危機が起こった年でもある。以降、ストーンズは東西連戦下で西側世界の若者文化を代表する存在として大きな成功を収めていくが、彼らが「壁」の向こう側の東側の社会に対して高い関心を持ち続けてきたことも見逃せない。1967年に西側の有力バンドとして初めてポーランド公演を行なったのもその例であり、'70年代にはもう中国やソ連での公演の可能性を探っていた。'80年代半ば以降グループ活動が停滞したこともあったが、ベルリンの壁が揺らぎ始めた1989年にはツアー活動を再開、'90年にはチェコスロヴァキア、'95年にはハンガリー、'98年にはロシア、2006年には中国と、かつての「壁」の向こう側の国々の音楽ファンを攻略してきた。 そうしたストーンズの活動は、ロンドン経済大学で学んだミック・ジャガーが「壁の向こう」の社会、あるいは人々に対して強く持っている興味に支えられてきたのではないかと推測しているのだが、2016年のキューバでのコンサートは、まさにその集大成と言えるものであったに違いない。それはミックがコンサートの事前調査のために前年10月に単身ハバナを訪れたりしていたことからも十分伝わってきていた。 演奏やセット・リストは、この年の2~3月に行なわれた南米ツアーのものが踏襲されているが、2014年に亡くなったボビー・キーズの代わりに加入したサックス奏者のカール・デンソン、長くストーンズ・ファミリーの一員として活動してきたリサ・フィッシャーに代わって起用されたヴォーカリストのサーシャ・アレンといった、新たに加わったメンバーたちの新鮮かつアグレッシヴなサポートぶりにも要注目。'89年のアルバム『スティール・ホイールズ』以来、ストーンズの活動を陰に陽に支えてきたキーボーディスト、マット・クリフォードの好サポートぶりも今回はハッキリと確認できる。そしていつもの「無情の世界」はここでも、ハバナのコーラス・グループとの共演が実現している。 監督は、ストーンズで言えば2013年7月のロンドン、ハイド・パークでのライヴを撮り、スケール感溢れる映像にまとめあげたポール・ダグデイル。彼は9月に行なわれるトロント国際映画祭でプレミア公開されるストーンズのこのキューバ公演も含む今年のラテン・アメリカ・ツアーのドキュメント・フィルム『オレ! オレ! オレ! :ア・トリップ・アクロス・ラテン・アメリカ』も手がけているという。ストーンズ側から相当に厚い信頼を得ていると思われる実力派だ。 映画のイントロとエンディングで流れるのは『メイン・ストリートのならず者』のデラックス・エディションからの2曲(「プランダード・マイ・ソウル」と「パス・ザ・ワイン(ソフィア・ローレン)」)。1972年の傑作アルバムのしかもアウトテイクを何故敢えてこのキューバでのライヴ・ドキュメントの前後に加えてきたのか?なんてこともいろいろと考えを巡らせながら、美しい「ババナ・ムーン」の下で行なわれたミックたちのこの壮大なチャレンジの様子をいよいよDVD/Blu-rayディスクでつぶさに確認することができるのだ。いや、すべてのストーンズ・ファンは、ミック・ジャガーが一番見たかった、現地キューバの音楽ファンたちのピュアな熱狂ぶり、そして終演後も続く、ベロマークTシャツを着た年輩の住人たちの何とも幸せそうな表情をしっかりと確認しておかなければならない。【日本先行発売/日本語字幕付き/日本語解説書封入】 文=寺田正典ミック・ジャガー(ヴォーカル)キース・リチャーズ(ギター)チャーリー・ワッツ(ドラムス)ロニー・ウッド(ギター)【サポート・ミュージシャン】ダリル・ジョーンズ(ベース)チャック・ラヴェール(キーボード)カール・デンソン(サックス)ティム・リーズ(サックス)マット・クリフォード(キーボード)バナード・ファウラー(バッキング・ヴォーカル)サシャ・アレン(バッキング・ヴォーカル)【『ハバナ・ムーン』Blu-ray仕様予定】01. 「イッツ・アバウト・タイム」02. ジャンピン・ジャック・フラッシュ03. イッツ・オンリー・ロックン・ロール04. アウト・オブ・コントロール05. 悲しみのアンジー06. 黒くぬれ07. ホンキー・トンク・ウィメン08. バンド・イントロダクション09. ユー・ガット・ザ・シルヴァー10. ミッドナイト・ランブラー11. ギミー・シェルター12. 悪魔を憐れむ歌13. ブラウン・シュガー14. 「スティル・ゲッティング・ベター」15. 無情の世界16. サティスファクション《ボーナス映像》01. ダイスをころがせ02. オール・ダウン・ザ・ライン03. ビフォー・ゼイ・メイク・ミー・ ラン04. ミス・ユー05. スタート・ミー・アップ【『ハバナ・ムーン』Blu-ray仕様予定】収録時間:本編約110分 ボーナス映像約28分画面サイズ:16:9 音声:リニアPCMステレオ/DTS HDマスターオーディオ 内容(「キネマ旬報社」データベースより) 伝説的ロックバンド、ザ・ローリング・ストーンズが3月25日に行った初のキューバ公演を収めたライブ映画。アメリカとキューバの国交回復により実現し、約120万人以上もの大観衆が興奮に沸いたステージは圧巻。 内容(「ORICON」データベースより) ザ・ローリング・ストーンズが2016年3月25日にキューバの首都ハバナで大観衆を集めた歴史的フリー・コンサートが映画公開に続き映像音源化。現地キューバの音楽ファンたちのピュアな熱狂ぶり、そして終演後も続く、ベロマークTシャツを着た年輩の住人たちの幸せそうな表情もしっかり確認出来る。通常盤Blu-ray。 続きを見る

商品の情報

アスペクト比 : 1.78:1メーカーにより製造中止になりました : いいえ製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 100 gEAN : 4562387201518メディア形式 : Blu-ray, ワイドスクリーン時間 : 1 時間 50 分発売日 : 2016/10/28出演 : ザ・ローリング・ストーンズ, ミック・ジャガー, キース・リチャーズ, チャーリー・ワッツ, ロニー・ウッド字幕: : 日本語販売元 : ワードレコーズASIN : B01L1B6XCAディスク枚数 : 1Amazon 売れ筋ランキング : DVDの売れ筋ランキングを見る
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