住宅建築家、中村好文さんが理想とするのは、散らかっても使い倒してもへこたれない大らかな台所。本書は、大量の食器・道具を美しく仕舞える収納、大きな魚を捌けるシンク、自然と人が集まるアイランドカウンターなど、使いやすく工夫された台所の数々を、住まい手の使いこなしぶり、職人と語らう製作の舞台裏も交えて紹介。まえがき1 六つの台所三谷さんの家ーー築後36年目の台所大磯のすまいーー勝手口付きマンションの台所なつあきの家ーーモルタル・カウンターのある台所葉山の家ーーアイランド・カウンターは台所の主Asano Family House--三世帯住宅、三主婦、三様の台所Cliff House--手直ししながら使い継ぐ台所2 工房対談その1 阿部木工 阿部繁文さんの巻その2 工作房 加藤治さんの巻あとがき