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カプレの魅力を披露! 近代フランスの美を凝縮ミンコフスキのルーヴル宮音楽隊の首席ホルン奏者、根本雄伯が音楽監督を務めるムジカ・ニジェラ。2019年結成の若い団体で、根本の指揮のもとラヴェル、ショーソン、プーランクのありきたりでない選曲のディスクが注目されています。 今回はアンドレ・カプレ作品集。ドビュッシーと親しく、『子供の領分』のオーケストラ版や『海』の2台ピアノ用編曲などで名前を見るものの作品を聴くことはあまり多くないため、根本雄伯とムジカ・ニジェラの演奏のディスクは大歓迎と申せましょう。 管楽十重奏のための『ペルシャ組曲』はペルシャ民謡を素材とした3篇から成り、ワールドミュージックを先取りしたようなエスニックな色彩が独特。またサクソフォンとピアノのための『伝説』をカプレ自身がオーケストレーションした協奏曲版も聴きもの。サクソフォンの貴重なオリジナル作品の発見と申せましょう。根本雄伯は今回の録音に際し、カプレの草稿を調査しましたが、歌とピアノのための『ラ・フォンテーヌの3つの寓話』の不完全なオーケストレーション譜を見つけ、彼自身が補筆完成させ、ここでの録音となりました。 根本は師ミンコフスキ譲りのヴィブラート少な目の歌いまわし。アンサンブル・ムジカ・ニジェラもフレッシュな感覚を聴かせてくれます。(輸入元情報)【収録情報】カプレ;1. ペルシャ組曲 (1900)〜管楽十重奏2. 最も魅力的な歌(見えない笛)(1900)〜作曲者自編のオーケストラ版3. 交響詩『伝説』 (1903-5)4. 祈り (1914-7)〜声、ハープと弦楽四重奏5. ラ・フォンテーヌの3つの寓話 (1919)〜声と器楽アンサンブル6. ポーの『赤死病の仮面』による幻想的物語 (1923)〜ハープと弦楽四重奏 ムジカ・ニジェラ ローラン・デルイユ(バリトン:2,5) セシル・アシール(ソプラノ:4) イリス・トロシアン(ハープ:4,6) エミリ・ユルトヴァン(サクソフォン:3) 根本雄伯(指揮) 録音時期:2022年5月1-6日 録音場所:パ=ド=カレー、モントルイユ=シュル=メール劇場 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) ディジパック仕様Powered by HMV
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