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シュタイアーによるベートーヴェン!ベートーヴェン・イヤーにハルモニアムンディがリリースするベートーヴェン作品集。次なる新譜は、フォルテピアノのシュタイアーの登場です。「新しい道」と題し、中期の傑作3つのソナタと、変奏曲というプログラム。 Op.31の3つのソナタは1803年4月に出版されました。この時期、ベートーヴェンは友人に「自分はこれまでの仕事に満足していない。今から新しい道を歩む」と宣言していました。1802年の秋には「ハイリゲンシュタットの遺書」を書いたベートーヴェン。自身の耳の病から逃れられないことを確信しつつ、新たな人生を歩み出す決意を固めた時期でもあります。これら3つのソナタも、古典的なソナタ形式に様々な異質な要素(第1楽章の冒頭が主和音から始まらない、冒頭でいきなりリタルダンドがある、など)が盛り込まれており、聴き手は次の展開にワクワクせずにはおられない楽曲がそろっています。ディスク2の変奏曲は、出版社にあてた1802年10月18日付けの手紙で「私は今2つの変奏曲作品をもっています。両曲とも実に全く新しい流儀で作曲したものです」と売り込んだ、まさにその2つの変奏曲。天才ベートーヴェンがさらなる高みに上がり、いよいよその創造性を発揮してきた時期の作品を、シュタイアーが最良の形で演奏しています。 ピアノ・ソナタ第16番は独特のリズムで始まり、シンコペーションのリズムも多用されている作品で、機知に富んだ曲。シュタイアーは、ベートーヴェンがちりばめた各要素をくっきりと打ち出しており、こんなにも面白さに満ちた曲だったかと眼から鱗の連続となっております。第17番『テンペスト』第1楽章冒頭のアルペジオのにじんだ効果はフォルテピアノならでは。第18番第1楽章でも、ペダルを使用した時の響きがにじむような効果はフォルテピアノならではの魅力といえるでしょう。冒頭のリタルダンドも意外性と説得力十分。終楽章のロンドは快刀乱麻の切れ味、痛快極まりない演奏となっています。まるでこれらのソナタが昨日書かれたかのような、新鮮さに満ちた演奏です。 ベートーヴェンは変奏曲の達人でありました。ひとつの主題の様々な属性を最大限に引き出しており、ベートーヴェンの楽想の豊かさと計りしれない構成力は他の追随をゆるさないものがあります。ヘ長調の変奏曲は、シンプルな歌が魅力な作品ですが、シュタイアーの歌心あふれる演奏に、あらためてこの作品の美しさに感じ入るばかりです。『エロイカ変奏曲』も超絶技巧作品ですが、シュタイアーの演奏は、これが難曲であることよりも、あくまでもベートーヴェンが変奏の達人であったことを前面に打ち出しており、ファンタジーに満ちたスケールの大きな『エロイカ変奏曲』を聴かせてくれます。(輸入元情報)【収録情報】Disc1ベートーヴェン:● ピアノ・ソナタ第16番ト長調 op.31-1● ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 op.31-2『テンペスト』● ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調 op.31-3Disc2● 創作主題による6つの変奏曲ヘ長調 op.34● 創作主題による15の変奏とフーガ op.35(エロイカ変奏曲) アンドレアス・シュタイアー(フォルテピアノ/マティアス・ミュラー1810年頃ウィーン製 エドウィン・ボインク・コレクション) 録音時期:2017年6月、2018年5月 録音場所:テルデックス・スタジオ・ベルリン 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV

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