シェーンブルンのサマーナイト20年。11月来日予定のネルソンスが2度目の登場。
ニューイヤー・コンサートと並ぶウィーン・フィルの名物行事で、ユネスコの世界遺産にも指定されているシェーンブルン宮殿を舞台に行われるオープンエアの演奏会「ウィーン・フィル・サマー・ナイト・コンサート」。今年は、ボストン響とゲヴァントハウス管音楽監督の任にあり、ウィーン・フィルとも関係を深め、秋の来日でも指揮を執るアンドリス・ネルソンスが2度目の登場。
今年のテーマは「スメタナ生誕200年」「ロマン派の名作」。スメタナの名作、ワーグナーとヴェルディのオペラに加え、ワーグナーの影響を受けたという後期ロマン派の女性作曲家オーギュスタ・オルメス(1847-1903)の間奏曲「夜と愛」が大注目。締めくくりは20世紀ロシア作曲家によるダンス曲。アリアでソロを担ったのはノルウェー出身のディーヴァ、リーゼ・ダヴィドセン。野外コンサートながら全力投球のウィーン・フィルが初夏の夜を華やかに彩った熱演が刻まれています。
プロフィール
アンドリス・ネルソンスは1978年ラトビア・リガ生まれの指揮者。ピアノ、トランペット、声楽を学び、指揮をヤンソンスらに師事。現在ボストン響音楽監督、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管楽長。オペラ指揮者としての手腕も評価されている。リーゼ・ダヴィドセンは1987年生まれのノルウェーのソプラノ。2013年デビュー、2015年のソニヤ王妃国際音楽コンクールで優勝。
ソニー・ミュージック
発売・販売元 提供資料 (2024/06/08)