女声合唱で聴くヴィヴァルディの宗教曲！美しいフーガが印象的有名な『グローリア』を始めとするヴィヴァルディの宗教声楽作品に、宗教的色彩の強い弦楽作品を合わせて構成。悲痛な短調作品が多い中、『グローリア』の晴れ晴れしい明るさが際立っています。　このアルバムでは珍しいことに声楽がすべて女声のみにアレンジされ演奏されています。非常に透き通った美しい合唱が印象的で、ヴィヴァルディが自らの作品を演奏させ指導していたピエタ孤児院の女性オーケストラを思わせます。とは言え器楽メンバーには男性もいてキレのあるスリリングな演奏も味わうことができ、『クレド』の「クルチフィクスス」は強く楔を打ち込むような伴奏音型にゾッとする怪演。また通奏低音チェンバロが雄弁で、ときおり耳をそばだてるフレーズが飛び出してくるのも楽しいポイントです。(輸入元情報)【収録情報】ヴィヴァルディ:● キリエ ト短調 RV.587● グローリア ニ長調 RV.589● シンフォニア ロ短調『聖母のそばで』 RV.169● クレド ホ短調 RV.591● 弦楽のための協奏曲 ニ短調『マドリガレスコ』 RV.129● マニフィカト ト短調 RV.610a　アンナ・レイノルト(メゾ・ソプラノ)　レ・クリ・ドゥ・パリ　ジェフロワ・ジュルダン(指揮)　録音時期:2015年9月27,28日　録音場所:フランス、アンブロネー修道院　録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)Powered by HMV