心のおくからの愛にさそわれて
CD
心豊かに、愛すること、苦悩から希望へと―心に残しておきたい大切な歌たち。
日本語の言葉を美しく伝える藤本保江による、たおやかで格調高い世界。
藤本保江 Yasue FUJIMOTO（ソプラノ）
国立音楽高校から声楽科へ入学、オペラ研究室に籍を置きながら二期会研究生を修了。
フィガロの結婚、ヘンゼルとグレーテルなどオペラ公演に出演、1974年ジョイントリサイタル後、
夫と共に渡米、大使館からの依頼を始め日本歌曲の公演に出演、日系の方がたから高評価を頂く。
帰国後は両両親の介護、子育てに伴い二十余年のブランク。
その後2001年よりウィーンにてトレーニングを再開する。
これまでの恩師からの勉強も含め、新しい身体の使い方、心の思いなどを学び
アレクサンダー・テクニークも学びながら新しい風に触れている。
モンゴルでの指導は15年、3年前に引退。
ウィーンは23年が経ちたくさんの経験と学びと共に毎年短期渡欧。
日本歌曲のコンクール、コンサート、沢山の生徒さんに囲まれて毎日の感謝と共に勉強中。
後進への指導を進めている。
佐々木成子、ライナー ホフマン、奥田良三、木下武久、塚田佳男各氏に師事。
ウイーンに於いて、オルガ・ワルラ・コロ、ゲルハルト・ヘルーの両氏に師事
2018年 第一回 夢二コンクール一位受賞
2019年 第三回 座間日本歌曲コンクール奨励者賞
2019年 第三十回 奏楽堂日本歌曲コンクール特別賞（奥田良三賞）
モンゴル、ウイーンでのリサイタル、日本歌曲のリサイタルを行なっている。
奥田 和 Nagi OKUDA（ピアノ）
玉川大学文学部芸術学科音楽専攻首席卒業。
ピアノを田中瑤子、石田一志、紅林こずえ各氏に師事。
佐々木成子、ライナー・ホフマン両氏にドイツ歌曲、塚田佳男氏に日本歌曲、壺井一歩氏に楽曲分析を学ぶ。
瑞穂の会会員。
江東区文化センター講座講師。
玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科非常勤実技指導員。
2018年、公益財団法人江東区文化コミュニティー財団より功労賞を受賞。
菅野祥子 Shoko KANNO（メゾ・ソプラノ、作曲家）
岩手県陸前高田市出身。
東京芸術大学音楽学部声楽科を経て、ウィーンに留学。
声楽をオルガ・ワルラ・コロ、 クルト・ヴィトマーの各氏に、リード・オラトリオをワルター・モーア氏に師事。
チェコ・プラハ国立歌劇場で蝶々夫人のスズキ役、カルメンのメルセデス役で出演。
パリのユネスコ本部にてサンクトペテルブルク建都300周年記念音楽祭、ボスニア民族音楽祭、ローマオペラフェスティバルに出演。
ヨーロッパ各地でコンサートを行い、
その豊かな経験と日本の繊細さとが絶妙に融合された表現は、人々の内なる世界に深く触れると高く評価される。
ベートーヴェンの「第九」やモーツァルト「レクイエム」のソリストを務める。
友愛ドイツ歌曲コンクール入賞。
ルイージ・ストラメージ国際声楽コンクール（イタリア）のオペレッタ部門第二位入賞。
現在、ウイーン少年合唱団のボイストレーナーを務める。
黒滝泰道 Yasumichi KUROTAKI（チェロ）
矢島富雄、三木敬之、山崎伸子各氏の指導を受ける。
オーケストラ、古楽アンサンブルなどで活動。
またスタインウェイジャパン社の委託技術者として首都圏コンサートホールなどのピアノ調律に携わっている。
翻譯
