奴隷の哲学者エピクテトス 人生の授業 ――この生きづらい世の中で「よく生きる」ために
★毎日新聞(2019.11/10朝刊)「今週の本棚」にて書評掲載(本村凌二氏評)
★毎日新聞(2019.12/8朝刊)「今週の本棚 2019年この三冊」にて書評掲載(磯田道史氏評)
奴隷が奴隷でありながら、いかに真の自由を手にするか――。
異色の古代哲学者エピクテトスから学ぶ、
不惑の生き方、考え方!
マルクス・アウレリウス、ニーチェ、アラン、パスカル、夏目漱石、など、
古今東西、様々な立場の違いや時代を超えて、
多くの人々に影響を与え続けた「エピクテトス」。
彼は、真の自由を得るために、
・「我々次第であるもの(自分がコントロールできるもの)」
・「我々次第でないもの(コントロールできないもの)」
の境界を明確に定め、
認識、欲求、人間関係の見方を正すことを説きました。
本書では、彼の残した言葉から
その思想を読み解き、漫画とともにわかりやすく解説。
◆感情に振り回されないためにはどうすべきか
◆人間関係に思い悩まないための考え方とは
◆自らの境遇をどう捉え、どう生き抜くか
◆真の意味で「自由に生きる」とはどういうことか
その思想からは、人生の節々で感じる「生きづらさ」を解消するヒントが学べます。
そして、自分の人生について改めて考え直すきっかけともなるはずです。
【本書の目次】
第1部 認識を正す――「我々次第であるもの」とは何か
第2部 感情の奴隷から脱する
第3部 人間関係のしがらみから自由になる
第4部 真に成長し、よく生きる