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葉室麟 時代小説2冊 墨龍賦 影ぞ恋しき

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葉室麟 時代小説2冊 ①墨龍賦 2017年4月21日第1版3刷発行 定価:税抜1600円 ②影ぞ恋しき 5016年9月15日初版発行 定価:税抜1950円 ①墨龍賦は 葉室麟氏50作目の記念すべき小説です。武人の魂を持ち続けた絵師を描いています。武士の家に生まれながらも寺に入れられ、絵師になった海北友松だが、若き明智光秀の側近・斎藤内蔵助利三と出会い、友情を育んで行きます。 そんな折、近江浅井家が織田信長に滅ぼされ、浅井家家臣の海北家も滅亡します。 そして本能寺の変、友松は、海北家再興を願いつつ、命を落とした友・内蔵助のために何ができるか、思い悩みます。 迷いながらも自分が生きる道を模索し続け、晩年に答えを見出し、建仁寺の「雲龍図」をはじめ、次々と名作を生み出して行った海北友松。 狩野永徳、長谷川等伯に続き、桃山時代最後の巨匠となった男の起伏に富んだ人生を描く歴史長編です。 ②影ぞ恋しきは 『いのちなりけり』『花や散るらん』に続く 雨宮蔵人3部作の完結です。 葉室麟氏が66年11ヶ月の生涯の最後に書いた『影ぞ恋しき』は、葉室麟氏の「白鳥の歌」でもあると言います。 鳥たちは激しい風や厳しい環境の中で、互いに励まし合うかのように鳴き交わします。この書物の中からも、登場人物たちの 『愛とは、信とは、義とは、美とは、真とは』の魂の叫び声が聞こえて来ると葉室麟氏は訴えているのでないでしょうか。 主人公の雨宮蔵人は肥前の小城出身で、武道の達人。作者の理想とする人間像であると思います。 妻の咲弥は、富士山(浅間神社)の女神コノハナノサクヤビメの化身で桜の花の精。 天下泰平の時代の中で、著者が雨宮蔵人に託したのは、武士が武士であることの根源的な意義を見つけ、実践してほしい、という願いでした。人間が人間であることの意義は何か、という問題でもあります。 武士として生まれ、何のために生きるのか。誰のためになら死ねるのか。自分がこの世に生きた証しを、どのように残したらよいのか。その答えを、皆が暗中模索で探しあぐねていた中で、雨宮蔵人だけは迷わずに「義」だと、明言します。「義」 価値観が激動する時代を、美しい自然や愛する人々を守るために、自らの死を恐れずに戦い抜いた雨宮蔵人は、生き方それ自体が「武士道」と「人間道」の手本だったと思います。 雨宮蔵人の生き様に教えられ感動します。
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