『春の祭典』、『火の鳥』 マリインスキー・バレエ、イオシフィディ、コンダウーロワ、他 ゲルギエフ指揮(2008)
1913年5月29日に初演されたのと同じ振付けによるバレエ「春の祭典」の映像。初演で振付を担当したのは、ディアギレフの秘蔵っ子で、1909年にヴェルサイユで素晴しいダンスを披露して一躍フランス中の有名人となったニジンスキー。冒頭、ダンサーたちが足を内側に曲げて頭を下げて足をふみならすという動きは当時のバレエ界ではありえないものでしたし、ニジンスキーの複雑な振付のおかげで、リハーサルに膨大な時間を要しました。様々な困難と混乱を経て迎えた初日の舞台を観た観客もまた、大混乱に陥りましたが、これこそが20世紀バレエの幕開けとなったのです。マリインスキー劇場の誇るトップダンサーたちが、当代一のカリスマ指揮者、ゲルギエフ指揮による音楽で踊ります。
【収録情報】
・バレエ『火の鳥』
振付・台本:ミハイル・フォーキン
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
舞台装置・衣裳:アレクサンダー・ゴロヴィン、レオン・バクスト、ミハイル・フォーキン
出演:
エカテリーナ・コンダウーロワ(火の鳥)
イリヤ・クズネツォフ(イワン王子)
マリアンナ・パヴロワ(王女)
ウラジーミル・ポノマレフ(不死身のカシチェイ)
他、マリインスキー・バレエ
・バレエ『春の祭典』
振付:ヴァースラフ・ニジンスキー(ミリセント・ハドソンによる再構築版)
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
舞台・衣裳:ニコラ・レーリヒによる(ケネス・アーチャー監修)
出演:
アレクサンドラ・イオシフィディ(選ばれし生贄の乙女)
エレナ・バジェーノワ(300歳の女-長老)
ウラジーミル・ポノマレフーミ(賢者)
他、マリインスキー・バレエ
演奏:マリインスキー歌劇場管弦楽団
指揮:ワレリー・ゲルギエフ
収録時期:2008年6月
収録場所:サンクトペテルブルク、マリインスキー劇場(ライヴ)
総収録時間:123分
画面:カラー、16:9、High Definition
音声:PCM stereo / High Definition; DTS Master Audio 5.1
Region All
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