M3100●江戸明治和本●人教〈六方礼経附〉［人教〈六方礼経和語〉］

●江戸明治和本●人教〈六方礼経附〉［人教〈六方礼経和語〉］ 【判型】半紙本1冊。縦226粍。 【作者】空谷智轂作・序。 【年代等】文化元年12月作。文化11年自序・刊。刊行者不明。 【備考】分類「教育」。「六方礼経」は、仏教経典。1巻。後漢(ごかん)の安世高(あんせいこう)訳になる『尸迦羅越(しからおつ)六方礼経』の略。パーリ本の長部経典31『シンガーローバーダ経』Sigalovda-suttantaに相当。バラモンのシンガーラカSingalakaが亡父の言いつけに従って、毎朝ただ六方を意味なく拝んでいるのを見た釈迦(しゃか)が、その非を諭し、六方のそれぞれに父母・師長・親族・朋友・使用人・沙門(しゃもん)を配して礼拝(らいはい)することを教え、それを中心に在家者の実践すべき仏教倫理を説いた経典として有名。原始経典。1巻。中国後漢の安世高訳。バラモンの子尸迦羅越(しからおつ)が父の遺命により六方を礼拝していたところ、その姿を見た釈迦が、六方に父母・妻子・師匠・朋友・沙門・奴僕傭人を配して礼拝するよう説き、在家者の道徳を示したもの。尸迦羅越六方礼経（以上、コトバンクより）。東方礼・南方礼・西方礼・北方礼・下方礼・上方礼の6つに分けて説く。巻末に、後漢の沙門安世高訳「仏説尸迦羅越六方礼経（ブッセツシギャラオツロッポウライキョウ）」を掲げる。 ★原装・題簽付・概ね美本。稀書（全国に所蔵数カ所（国文学研究資料館DB））。 ◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。