平成8年4月21日 第113回 天皇賞 サクラローレル

第113回 天皇賞(春) SakuraLaurel <最強馬の資格を〉 コメント/長岡一也 長距離を走り抜くには、ま ず引っかからずに折り合って走 れること。 騎手はそのことに神 経を使わずにすむ。 そして、 スパ ートの合図を受けると共に長く いい脚を持続できること。 サク ラローレル陣営には、 3200m を走り抜く条件を満たしている という自信があった。 以前は気 にした脚元も大丈夫だし、 十分 な調教も積めている。 馬に力が ついた、ならば長距離の資質が ものを言う。 そして、 ナリタブ ライアン、マヤノトップガンの 背後で力を温存していたローレ ルは、ここぞというところでそ の力を爆発させていた。2年越 しの春の天皇賞で、 初めてのG Ⅰ制覇を飾り、計りかねていた 力を天下に示したのであった。 このあと無理をさせずに、 秋ま で休養に入る。 Photograph by チェスナット川井 博 186 平成8年4月21日 京都 晴良 3200m 16 1着 1 サクラローレル 牡6 横山典弘 3:17.8 3番人気 2着 4 ナリタブライアン 牡6 南井克巳 21/2 1番人気 3着 1 ホッカイルソー 牡5 蛯名正義 13/4 4番人気 企画/ラジオたんぱ BANDAI 1997 MADE IN JAPAN 開封後はすぐにスリーブにれ て保管していたので、状態は良いと思います。 よろしくお願いいたします。