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矢張りこの辺のワールドボーイにしかず ナショナル ワールドボーイGXO

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Apetita
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このモデルは随分多数扱いました。過去の自作データベース(多少精度は怪しい)を繰って見ると今回で36台目です。 しっかりとした堅牢な造り、深みのある明瞭で力のある音、飽きの来ないデザイン、大出力と何処を取っても良いものを作ってお客様に喜んでもらい、それによって会社も皆も潤うと言う当時の松下哲学さえ感じる良品です。 丁度発売時期がソニーの縦型BCLラジオの嚆矢となったスカイセンサー5500と略重なり、価格も近かった為か、過去のGX程のビックヒットにはならなかった様に見えますが、中古市場では結構玉が出回っているのは、そこそこには売れた事と、ソニーに比べて経年劣化が少ない事が理由でしょう。 そうは言ってもこのモデルは前面のアルミパネル3枚がなくなっている事が多いのが玉に瑕です。通常はプラ板とフォトレタリングで代替して居ますが、とても元の耐久性は有りません。尚、幸いこの個体は3枚共オリジナルです。 アルミ板が外れてしまう理由として、当時使用して居た接着剤の耐久性不足を疑って居ましたが、今回弄って見て、このモデルの内部構造に一因があるらしい事に気付きました。 このモデル、分解すると、前、中、裏の3枚下ろしになるのですが、特にパネルのある後ろ側に配線が多く、一旦分解して再度組み付ける際に、メーターや、スイッチバーとパネルが干渉しがちになります。そのまま嵌めると、一旦は閉まりますが、板は後ろから圧力か掛かっているので、時間と共に剥がれてくる、と言う事の様です(どうでも良い事ですが)。 従い、分解される際は裏側のオリジナルな配線状態を一度写真に撮り、組み立てる際にそれを参考にして前面のアルミ板に圧力が掛からない様にする、これがポイントです。 さて、この個体ですが、トップパネルのサビが残っており、美品ではありません。 FM受信時のメーターの振れが少な目ですが、振り切れ気味なソニーとどっこいどっこいでしょう。 電池は使えますが、腐食跡があり、一部側面アルミパネル下部が溶けて居ます。 アンテナはオリジナルですが、先端2段が無く、長めの木ねじで代替して居ます。 過去扱った中では10〜15番目ぐらいで掘り出し物ではありませんが、動作保証の整備品としては妥当な価格かと思います。トンボ目のACコード付きです。
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