富士山麓18年 small batch 2016 箱無

【富士御殿場蒸溜所】 1973年に生産スタート。現在はキリンビール（キリンディスティラリー）の単独所有となっていますが、もともとは当時世界最大手だったシーグラム社と、その傘下のシーバスブラザーズ社、キリンビールの３社が共同出資して設立した「キリン・シーグラム社」としてスタート。国境を超えてウイスキー造りの技術が結集された、珍しい設立の背景を持つ蒸留所です。 そのためモルトウイスキー造りにはスコットランドのシーバスブラザーズ社、グレーンウイスキー造りにはカナダのシーグラム社の、それぞれ長い歴史の中で培ってきた技術が惜しげもなく注ぎ込まれています。 富士の麓に位置する富士御殿場蒸溜所では、世界でも珍しいモルトとグレーンの２つの原酒をつくっています。 富士の雪解け水が溶岩を抜け、地下の水脈を通り、湧き水となって還ってくる。数十年とも言われる長い歳月をかけてろ過されてきた、富士の伏流水は、富士御殿場蒸溜所のウイスキーに、澄んだ味わいをもたらすマザーウォーターです。 海抜620m、年平均気温13℃、１年を通じて幾度となく発生する霧。富士御殿場、水土野（みどの）の地にはウイスキーにとっての理想的な環境が揃っています。 深い森に浄化された清らかな大気のもと、ゆっくりと穏やかに熟成をすすめる原酒たち。 雄大な自然の息吹を、その香りと味わいに溶け込ませながら、静かに目覚めの時を待っています。 「富士山麓 18年 ブレンデッド 2016 スモールバッチ」 18年以上熟成されたモルト＆グレーン原酒をブレンドしました。 甘く芳ばしい樽熟香と華やかな香りが特長です。ほのかな甘さと共にわずかなウッディさが後味を引き締め、心地良い余韻が続きます。 ＜テイスティング・ノート＞ トップノートに洋梨のタルトを想わせる甘く芳しい樽熟香。 口当たりはまろやかで、心地良いピートフレーバーを伴うしっかりした味わい。 ほのかな甘さを伴うウッディさが後味を引き締め、余韻が続く シンプルなラベルの1本だなと思いきや、ボトルの底に富士山をかたどった加工がされており、琥珀色の富士山が浮かび上がるデザイン 2016年 2018年共に二本ずつ所有しておりますが 、2016年の方が格段に旨いとの評価は間違い無いかと思います。 貴重な2016年を、この機会に如何でしょうか！ 徐々に値上げします。