収録曲
①交響詩「ペレアスとメリザンド」
作品 5
②管弦楽のための変奏曲 作品 31
ピエール・ブーレーズ 指揮
シカゴ交響楽団
録音:1991 年
ERATO:2292 - 45827 - 2(輸入盤)
日本語の解説書が付いています❗
若くしてパリに出て象徴派の詩人たちとまじわったベルギーの劇作家モーリス・メーテルリンクは、死の宿命といった主題を好んで取り上げ、その耽美的な作風で一世を風靡しました。
文学上の業績は、1911 年ノーヴェル文学賞を授与されたことでも明らかとなりますが、メーテルリンクの作品は音楽の上でも思わぬ実りをもたらしました。
1892 年に発表された戯曲「ペレアスとメリザンド」は、1898 年フォーレの手により劇付随音楽となってロンドンのプリンス・オブ・ウェイルズ劇場で初演されているし、1902 年にはドビュッシーの手によりオペラ化されて、パリのオペラ・コミークで初演され、賛否両論の話題を提供しました。また、1905 年にはリヒャルト・シュトラウスの勧めにより手を染めていたシェーンベルクが、同名の交響詩として完成、ウィーンで自らの指揮で初演するなど、この戯曲は音楽家たちにも何かと刺激を与え続けたのです。
忘れてはならない作曲家がもう1人、シベリウスもこうした「ペレアスとメリザンド」旋風のあおりを受けて、劇音楽の創作に意欲を示した作曲家です。組曲「ペレアスとメリザンド」作品 46 も近いうちに出品しますので、聴き比べるのも楽しいと思いますよ。
盤面に、傷はありません。
老眼での素人検品です。傷の見落としがありましたら、ご容赦願います。
出品前に、全曲の再生確認してあります。
問題なく、再生できます。
解説書にほんの少し汚れがあります。
写真を必ず確認してください。
素人が自宅で長期保管していた物です。
神経質な方は、購入を控えてください。