高さ
底面直径
おそらく、フランスのノール=パ・ド・カレーの炭田地帯の土産物として作られたものかと思います。
同地域は、ヨーロッパ大陸の鉱山の中で最も西に位置する工業地帯です。18世紀末~20世紀の産業の発展の様子を今に伝える産業遺産として、2012年に鉱脈と工業都市であったエリア全体が世界遺産に登録されました。フランス内のポジションでいえば、ベルギーと国境を接する北部。だからワインじゃなくてビールなんですかね。
かなり発展していた地域で、当時の人々の暮らしに関わる丸ごと世界遺産になっていて興味深いです!!
底面にシールがあったらしき跡が、薄く見えます。
この大きな襟と、タスキ掛けのような隊服から、昔のフランスかな…と予想して、だいぶ調べました(^_^;)
サーベルに若干カーブがついていそうなので、詳しい方は年代まで特定できるでしょうか。
ラベルがないので120%の確認持てずすみません。
日本では昭和30年頃に生まれた石炭人形というものがあり、その素材感と似ています。
近い素材を海外品でもごくごく稀に見ることはありますが…どこの地域でも結構珍品な部類になるかと。(製造過程がかなり臭くて流行らないらしい。完成品は無臭です)
硬い素材ですが、石炭人形は小刀で削れるくらいの硬度です。落としたり、ぶつけたりしないようご注意ください。
種別···人形