ザ・ローリング・ストーンズのEPレコード 「ゴールデン・ローリング・ストーンズ」
第5集〈実況録音盤〉 LS 172 LONDON です。
ローリング・ストーンズの4曲入りコンパクト盤です。サイズはシングル盤と同じで回転速度はLPと同じ33⅓回転です。「ゴールデン・ローリング・ストーンズ」シリーズの第5集でタイトルが、今では考えられない〈実況録音盤〉ですと。誰が実況しているのですか?。
1965年3月5日-7日に行われたブリティッシュ・ツアーからリバプールとマンチェスターのを収録しています。英国では、1965年6月に「Got Live If You Want It !」(EP)というタイトルでリリース。日本では、1966年12月に「GoT Live If You Want It !」というLPの〈実況録音盤〉(笑)をリリースしました。これは米国では発売されましたが、英国では未発売です。LPはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのライブ録音とクレジットされていますが、実はその後のブリティッシュ・ツアー中のブリストルやニューキャッスルで録音されたようです。しかも⓹⑥の2曲はスタジオ収録曲に歓声をオーバー・ダブしたものです。全体的にスタジオ・バージョンよりスピード感ある仕上がりになっています。そして、1968年9月にEPのこの〈実況録音盤〉がリリース。〈実況〉と「Got Live」に収録された「アイム・オール・ライト」のバッキング・トラックは同一であると言っているにも関わらず、ボーカルが異なっています。この時代のライブ・アルバムは歓声に違和感を感じたり、楽器のミキシング、左右のバランスがおかしかったり、またボーカルだけ異様に浮いてたりと、全体的にバランスがめちゃくちゃなライブアルバムが多かったと思います。
第1面
1.We Want The Stones~Everybody Needs Somebody To Love ~Pain In My Heart (2:52)
第2面
1.I'm Moving On (2:10)
2.I'm Alright (2:26)
ジャケット、歌詞カード等は茶色く変色しています。
盤、ジャケット等、大きなキズはありません。
よろしくお願いいたします。