マイルストーンズ+3 マイルス・デイビス

「マイルストーンズ[+3]」 MILESTONES マイルス・デイビス MILES DAVIS 国内盤　解説付　帯あり 初回限定仕様　紙ジャケットCD DSDマスタリング 1ドクター・ジャックル 2シッズ・アヘッド 3トゥー・ベース・ヒット 4マイルストーンズ 5ビリー・ボーイ 6ストレイト, ノー・チェイサー 7トゥー・ベース・ヒット (別テイク) 8マイルストーンズ (別テイク) 9ストレイト, ノー・チェイサー (別テイク) 1958年のマイルスはすこぶる充実していた。キャノンボール・アダレイ名義の「サムシン・エルス」、ニューポート・ジャズ祭のライヴ盤、ギル・エヴァンスとのコラボレーション盤「ポーギーとベス」などをこの年に録音している。 本作からも、その充実ぶりはじかに伝わってくる。タイトル曲がなんといってもカッコいい。一度聴いたら絶対に耳から離れないキャッチーなテーマといい、マイルスのさっそうとしたソロといい、ジャズを聴いててホントによかったと実感する演奏だ。さらにこれは、「カインド・オブ・ブルー」に先立つモード・ジャズのファースト・ステップとして位置づけられている演奏でもある。 マイルス・バンドは58年にキャノンボール・アダレイが参加してセクステットに拡大したが、これはその最初の作品である。<5>はレッド・ガーランド・トリオによる演奏で、<2>のピアノはガーランドではなくマイルス。なんでもガーランドがレコーディングに遅れてきたので、マイルスが代わりに弾いたのだそうだ。