Débora Russ – Tangos Pendientes
Label:Accords Croisés – AC 145 EAN:3149028015126
Format:CD Country:France Released:2012
Genre:Latin Style:Tango
デボラ・ルスはタンゴの生まれ故郷であるブエノス・アイレスではなく、アルゼンチンの北部の内陸の地、コルドバ出身。特に音楽一家の生まれというわけではありませんが、子どもの頃からその才能を発揮し、11歳のときにアルゼンチンの全国ネットのテレビ・コンクールで優勝するなど、多くのアマチュア・コンクールで数々の名誉に輝きました。そんな活動が有名なバンドネオン奏者/バンドリーダーの目に留まり、自身のバンドにゲスト・ヴォーカルとして招き、彼女はプロへの足がかりをつかみました。その後はトントン拍子に評価が高まり、アルゼンチンのタンゴシーンでトップクラスの女性歌手へと変貌してゆきます。国立タンゴ・バンドのヴォーカルに呼ばれ、海外公演も行ない、現在のタンゴ界の重鎮バンドネオン奏者ファン・ホセ・モサリーニの楽団には定期的に参加しています。そんな彼女が初めて録音したのは2006年。アストル・ピアソラ作品ばかりをうたった『Astor Piazzolla Cakiente Debora Russ』としてその翌年に発売。2008年にはセカンドアルバム『Andares』を。こちらはピアソラ作品に加え、自身のオリジナル曲にも挑戦したアルバムでしたが、インタナショナル配給され、ヨーロッパでも高い評価を得ました。そしてソロ・アルバムの3枚めとしてリリースされたのがこちらの作品です。タイトルは「(聴かれることを)待たれているタンゴ」という意味。有名無名問わず、タンゴの名曲を揃えました。伴奏はバンドネオン、ギター、ベースというシンプル極まりない編成。そんな伴奏を従えてピアソラやカルロス・ガルデールなどのナンバーを伸びのあるアルト・ヴォイスでうたいます。ストイックな伴奏で、どこかダークな雰囲気がただよいますが、その中から甘美なメロディが流れてくる瞬間がたまりません。
ケース:デジパック仕様:状態良好
ディスク:状態良好
H8-11
#DRACHE
#DRACHEワールドミュージック
ラテン
タンゴ