Acintya『La Cité Des Dieux Oubliés』(Musea – FGBG 2029)フランス盤
この作品を知っていたら、貴方もかなりのフレンチ・シンフォ・マニア。幻想的なキーボードと壮麗なヴァイオリンが織り成す、優雅でいてちょっぴり毒のある耽美なサウンドがGOOD!
優雅なフランス産シンフォ・バンド、78年作
キーボード奏者PHILLIPPE DE CANCKが率いるフランスのグループによる78年作。フレンチ・プログレらしい、シンセを中心とした幻想性溢れるキーボード・ワークが描き出す清らかさに満ちたシンフォニック・ロック。天を駆けるように壮麗なヴァイオリンの音色も大変に素晴らしいもので、たおやかなシンセと共にあまりにも優美な情景を紡いでいきます。そんな中に突然アヴァンギャルドな展開が挟み込まれるところもあり、フレンチ特有の、美しい中にも少し毒のあるサウンド、というものをしっかりと味わうことができます。派手に展開するところは殆ど無いものの、耽美さという点では他のフランチ・プログレ・バンド以上のものを堪能できる力作です。
(カケハシレコード様の解説より)
A1 Adyane
A2 Espoir
B La Cité Des Dieux Oubliés
ジャケットに一部剥げあり
インナーシートにシミあり
レコードは綺麗です