サラ・パレツキー 「ブラック・リスト」
山本やよい=訳
カバーに経年変化があります。
天・地・小口にシミがあります。
中身は綺麗な状態です。
NYを襲った同時多発テロは、アメリカ国民に深い傷跡を残した。そう、わたしの心にも。恋人でジャーナリストのモレルがアフガン取材に出て戻ってこないのだ。わたしは何度も帰国を促したが、モレルは「きみのほうこそ、もっと悲惨な状況をくぐり抜けてきたじゃないか」といって取り合ってくれない。募る不安から、わたしはより熱心に仕事に打ち込むようになった。
そんな矢先、得意客のグレアムから依頼があり、わたしは飛びついた。なんでも、彼の母親が以前住んでいた邸宅に不法侵入者の気配があるので調べてほしいという。さっそく訪れた無人のはずの邸には、なぜか少女の姿が。わたしは話をしようと追いかけたが、足を滑らせて庭の池に落ちてしまった。必死で水草を掴もうとして手にしたのは、なんと死んだ男性の手。、、、、、(カバーより)
サラ・パレツキー「バースデイ・ブルー」
山本やよい=訳
カバーに経年変化があります。
天・地・小口にシミがあります。
中身は綺麗な状態です。
こわれた人生の修理にエネルギーをつぎこんでも、すぐに大きな亀裂があらわれる——もうすぐ誕生日だというのに、わたしの身辺は憂鬱なことばかりだった。
シカゴの再開発にともなって浮上した事務所の移転問題。一年前のある事件が尾をひき、いまだに修復しきれない親友口ティとの関係。恋人のコンラッドとも衝突してばかり・・・・・
そんな折り、わたしは事務所のあるビルの地下室にホームレスの母子が隠れ住んでいるのを得然に見つけた。暴力を振るう夫から逃げだしてきたのだという。同情したわたしは、知りあいのディアドリを通じて、彼女がメンバーであるホームレス救済組織<ホームフリー>に助力を求める。が、なぜか組織の反応は冷たかった。わたしは密かに理由を探りはじめるが、その矢先、ディアドリがわたしの事務所で撲殺死体となって発見された。、、、、、(カバーより)
自宅で保管していた本です。
新品ではありません。
本の状態は画像を参考にして下さい。
チェックはしていますが、キズ・黄ばみ・折れ・書き込み等があった場合はご容赦ください。
古本にご理解いただける方のご購入を希望しています。
宜しくお願い致します。