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マイセン 1930-40年頃 金彩カマユブルー ディナープレート

金額

¥ 22,500

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sin's_odalisque
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●製作年代:1930-40年頃 ●1級 ●サイズ W:24cm H:3cm 是非組み合わせてコーディネートしてみてください。 ファイファー期は諸事情により短命に終わったものの、一品当たりの完成度は非常に高く、現代への架け橋として重要なポジションを占めます。ボタン剣のエネルギーが詰まったまま、マイセンは20世紀を迎えますが、花絵は現代版に向けての様式化を始めようとしている時期でした。 基本、単色で絵付けすることは、多彩色よりもはるかに技量を必要とし、一般には上位のペインターにしか描くことは許されません。一色だけで質感や影、濃淡を表現することはとても難しいからです。同時に、言うまでもなく価格は非常に高額なものになり、なかなか手が届かないシリーズでもあります。 極めつけは周囲一帯の金彩です。丁寧に完全なる"手書き"で行われます。一寸の狂いなく完璧に一周させるギルディングの技術はマイセンならでは。そして花々に差し色として加えられる金彩。このような一般のシリーズには見られない上品な演出には脱帽です。これらの装飾に絵付が許されるのはマイスター級のペインターのみです。 アネモネと麦わら菊の釉薬に溶け込んだ淡い青が大変美しいイングレーズのマイセンフラワーはコクがあり力強い迫力、その見事な筆致で描かれるフラワーは見入ってしまいます。20世紀に入っていてもボタン剣の面影が色濃く残る描写です。柔らかさと濃厚さを使分ける技術でハイレベルな仕上がりになっております。湾曲している箇所に見事描きこむ技術も素晴らしいです。多彩色の一般的なシリーズを極めた後は、”大人のマイセン”にレベルアップしていきましょう。このような描画は今ではもう再現することはできず、現代マイセンのカマイユは遠く足元にも及びません。 金彩の擦れや使用の傷は見られず、当然ながらカケやワレもない大変に美しいコンディションです。すでにこのシリーズをお使いの方には加えても良し、またコレクションの始まりとしても、お求めやすく致しましたのでこの機会に是非御検討ください。

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