マニハール産の珍しいファーデンクォーツです。非常にちっちゃくでかわいいです
ファーデンクォーツは結晶の中心に糸(ファーデンとはドイツ語で「糸」の意味)のような繋ぎ目があり、そこから結晶が伸びているのが特徴であり、名前の由来でもあります。
ファーデンクォーツの産地は世界各地にあります。ブラジル、ヨーロッパアルプス、マダカスカル等て見つかっていますが、一番の大産地はパキスタンのバロチスタン州です。
生成過程には諸説ありますが、一つはは地殻変動説です。地殻変動の影響で結晶が壊れ、そして再結晶化(修復)されて出来上がったという説です。再結晶化の過程で中央に糸のような跡が出来たわけです。この説にはちょっと強引な所が有り、マクロ的な地殻変動をミクロ的な水晶の再結晶に結びつけるのははてな?と思います。
違う説としては、中央の糸のような跡を中心にして結晶が成長したという説です。水晶の成長の出発点には種水晶が必要です。種水晶の一種として、糸状の脈状の何かがあったのかもしれません。
何れにしてもまだ解明出来ていない水晶です。
ファーデンクォーツはこのように特殊な水晶なので、産地に偏りがあります。多産する産地もあれば、全く出ない産地もあります。インドのマニハールではその全く出ない産地でしたが、小さいながら見つけました。
レア物と思います。
17.7×18.9×8.8mm 1.89g
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