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【詳細】
初版帯付 赤城毅 猫子爵冒険譚 血文字GJ 伝奇 ノンノベル
平成17年10月20日初版 祥伝社発行 帯付 新刊案内完備
猟奇殺人の現場に遺された“悪魔の紋章”の意味は?闇の貴公子 ベルリンの恐怖に挑む!
まったく新しいダーク・サイド・ヒーロー誕生夜と霧、そして……断末魔(だんまつま)
黄金の1920年代退廃の大都ベルリンに惨殺された娼婦ひとり遺体の傍らに残されたのは鮮血でしるされたGJの文字!
旧友を殺され憤怒(ふんぬ)に燃える若き女伯爵ウルリーケを襲う奇怪な事件の連続闇にうごめく殺人鬼陰謀をたくらむ暗黒の騎士団窮地におちいった彼女を救うべく乗りだしたのは幼なじみ「猫子爵」こと鷹宮洋一郎(たかみやよういちろう)!超絶の青年魔術師があばいた戦慄の真相とは!?
著者のことば
ワタクシ、ノン・ノベル初登場というのに、いかなる悪魔のハカライか、戦間期、1920年代のベルリンという、日本では、あまりなじみのない世界の物語を考えついてしまったアホな小説家、赤城毅(あかぎつよし)と申します。ただ、すばらしい舞台だと思うのですよ。「黄金の20年代」と呼ばれるぐらい芸術や文化が栄える一方で、政治のほうでは、のちのナチス政権につながる動きが出てくる。何が起きても不思議ではない雰囲気です。行きかうひとびとも面白い。ディートリヒ、グレタ・ガルボ、フロイトにアインシュタイン、ヒトラーとゲッベルス……。こんな世界で、日独混血の子爵と可憐な女伯爵が活躍します。だまされたと思って、ご一読いただければ幸い。
赤城毅
1998年、伝説の冒険ロマン『魔大陸の鷹』全三巻で衝撃のデビュー。比類のないダーク・サイド・ヒーロー物として熱い支持を受けた『猫子爵冒険譚』シリーズや『帝都探偵物語』シリーズなど、伝奇小説、冒険ファンタジーで、ノベルスの面白さを徹底的に追求したエンターテインメントを続々発表、いま最も注目されている気鋭である。1961年東京生まれ。立教大学卒
【状態】
経年劣化により多少の焼けは御座いますが、カバーにスレ、傷少なく概ね美本です。
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