クリスティーに捧げる殺人物語　ティム・ヒールド編　1992年ハヤカワ文庫版初版本

「クリスティーに捧げる殺人物語」 　1992年ミステリアス・プレス文庫版初版本 　訳者: 中村 保男 ・他 　ミステリ史に残る数々の名作・傑作を発表し、現代の作家にも大きな影響を与えたクリスティー。 　このミステリの女王の功績を讃えるため、ピーター・ラヴゼイ、ポーラ・ゴズリングら英国推理作家協会の実力派13人が結集して、彼女が活躍したミステリ黄金時代を舞台に短篇を書き下ろしました。 　古き良き英国探偵小説の楽しさに満ち溢れたクラシカルな短篇集です❣️ 　編者は“はじめに”のなかで、 「だだひとつの制約は、〈黄金時代〉を背景とした短篇であることです♪」を条件に執筆依頼をしたと♪ あとは各作家の自由裁量に・・ 　アガサさん、私たちが達成できる最良の成果がこれです♪ そしてこれは、いかに不敬なものに見えようとも、実は尊崇の念をもって書かれたものでもあるのですと・・ 母が消えた日　マーガレット・ヨーク 煙が目に・・　ディビィット・ウィリアムズ メイヘム・パーバの災厄　ジュリアン・シモンズ 恋のためなら　スーザン・ムーディ 旅行鞄の中の貴婦人　ピーター・ラブゼイ ジャックは転んだ　H・R・F・キーティング 検察側の達人　ティム・ヒールド 最悪の祭日　ポーラ・ゴズリング 水曜のマチネー　シリア・デイル くそくらえ　リザ・コディ 文学史のお時間　サイモン・ブレット こぞって楽しいひととき　ロバート・バーナード 晩餐会の夜に　キャサリン・エアード 以上13篇 　状態は概ね良好かと♪