モーツァルト
①ピアノ四重奏曲第1番 ト短調 K. 478
②ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 K. 493
ボザール・トリオ
メナヘム・プレスラー(p)
イシドア・コーエン(vn)
バーナード・グリーンハウス(vc)
ブルーノ・ジュランナ (va)
録音:1983年
ボザール・トリオの当曲集唯一の録音のようです。鉄壁のアンサンブルによって、ピアノ三重奏というジャンルに新たな地平を切り拓いた名門「ボザール・トリオ」は、1955年にピアニストのメナヘム・プレスラーによって結成されました。彼らはそれまでのピアノ・トリオへの認識を根本から変え、その雄大なスケール感は今聴いても新鮮に感じられます。-ブックレットの最後の部分に日本語解説が掲載されている珍しいタイプです。
①は交響曲第40番,弦楽五重奏曲第4番とならんで,いわゆるモーツァルトのト短調の名曲として知られている。2曲しかないピアノ四重奏曲をボザール・トリオはすっきりとした虚飾のない,妥当なバランス感覚で演奏していて大変に気持が良い。
ボザール・トリオによるハイドン、ベートーベン、モーツァルトのピアノ三重奏曲のは本当に素晴らしい演奏でしたが、ヴィオラ奏者のブルーノ・ジュランナが加わったこのモーツァルトのピアノ四重奏団も、予想通り、非常に洗練された名演に仕上がっています。録音されたサウンドも完璧です。これらよりも良いパフォーマンスを想像できないほどです。
これらのピアノ四重奏曲は、モーツァルトが愛したヴィオラの暗い色合いを前面に押し出して、ピアノ協奏曲のような「競奏」と「調和」を実現しています。モーツァルトは信じられないほど単純なメロディーを素材として、ソナタ形式でそれを発展させる素晴らしい芸術作品を完成させました。ボザール・トリオとジュランナの四重奏は、それを体感できる名演を披露しています。
輸入盤【西独盤】
盤面少しすれありますが再生問題無し
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