表面に多少のスレ傷などのイタミあります。中は一通り確認しましたが書き込み見当たりませんでした。細かな見落としなどありましたらご容赦ください
竹田 青嗣
定価: ¥ 920
この目で見た世界と実存する世界は同じものなのか?近代哲学がついに超えられなかった難問を、'世界が造られる場'として意識を捉え直すという発想の転換でかわしたフッサールの考え方の芯を、できるだけ平明な言葉でわかりやすく紹介。
第1章現象学の基本問題(「近代哲学の根本問題」-「主観と客観」
近代の哲学者たち-デカルト、カント、ヘーゲル、ニーチェ)
第2章現象学的「還元」について(発想の転換-デカルトの「夢」について
「還元」の意味-「確信」の生じる条件
「諸原理の原理」
知覚直観と本質直観)
第3章現象学の方法-『イデーン』を読もうとする読者のために(自然的態度、素朴な世界像について
の開始-エポケーの方法
「純粋意識」という残余、超越論的主観について
超越論的主観における「世界の構成」
事象は「志向的統一」である
原理
意味統一としての「経験」
構造)
第4章現象学の展開-は誰にでもできる理由(近代的な世界像の成立
超越論的主観性と間主観性-他我経験の現象学
生活世界の現象学)
第5章現象学の探究(現象学的'反批判'
サルトルとポンティ-現象学の難問
ハイデガー存在論の挑戦)
現象学入門/用語解説
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