「イラク後のアメリカの戦略と世界平和」
安斎 育郎 / 松村 博行 / 佐藤 史郎
定価: ¥1,650
なぜアメリカは戦争という手段に固執するのか? 平和的手段による平和の実現はあり得ないのか? イラク戦争とアメリカ社会、冷戦後の軍事戦略、大量破壊兵器のゆくえの3方向から、世界と日本の前途を徹底分析。
序文
第一章
イラク戦争とアメリカ社会
一 「九・一一テロ」後のアメリカの自由と民主主義
二 アフガニスタン報復戦争へ
三 疑心暗鬼社会・アメリカ
四 イラク戦争へ突入
五 泥沼化したイラク戦争
六 「イラクは残酷と腐敗のない世界になった」?
七 モンタナ大学での講演に対する質問
八 イラク戦争の目的は何なのか?
九 アメリカ主導の継続か、イラクの自立か
第二章
冷戦後のアメリカの戦争とそれを支える仕組み
一 二一世紀アメリカの国防戦略
二 変わるアメリカの戦争
三 アメリカの軍事力を支える軍需産業
第三章
イラク戦争と大量破壊兵器の拡散
一 大量破壊兵器疑惑とイラク戦争への道
二 イラク戦争の結果とその影響
三 大量破壊兵器の「拡散」とは何か
四 大量破壊兵器を拡散するアメリカ
五 核抑止論の事実と虚構
六 イラク戦争と核軍縮のゆくえ
第四章
アメリカに追随した日本政府
一 イラクへの自衛隊派遣の歴史的位置
二 日本の安全保障
三 北東アジアの安全保障と日本の役割
四 おわりに
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中古本として入手したもので、スレ傷が何か所かありますが、書き込みや切り取りはなく、装丁もしっかりしており、読むのには全く問題ございません。
貴重な初版本です。